固定ギヤってテレマークスキーに似てるstone_n_roll 2018-12-17 14:21 1956 hits stone_n_rollさんのすべての写真 フォトギャラリーTOP 時々フリーギヤに換えたくなるんです、なんたって足を止めれるし、下りでスピードだせるし、コーナーでペダルを削ることもないし、止まるときだって楽だし、フラットペダルでポタリング出来るし。 でもですね、やっぱり固定ギヤ(コグ)の楽しさが無くなってしまうのは耐えられない! で、「固定コグの楽しみって何?」というと私の場合はただただ「減速」です! 減速が楽しくて仕方ないんですw 話が変わりますが、山スキーの最大の楽しみは滑降に有ります、でもピストのかかったゲレンデと違うのでやはり「減速」が滑降の花形なんです(あくまでも私の場合ですw)。 上手く減速が出来て、狙ったコースでカーブを描いて滑降する事が出来た時、斜面を振り返って自分のシュプールを確認し独り微笑むのです。 固定ギヤの場合も、谷沿いの狭い荒れた道を危なげのないしかし遅すぎることもない速度まで減速しつつ、つづら折りの下りを駆け下りた時、「フー」と息を吐き独り満足するのです。 この減速の時、つまりスキッドの時がテレマークポジションと同じなんです! 「後ろ足の爪先に全体重をかけろ!急斜面ではそれでやっと均等荷重なんだ」 「前足の爪先を上げろ!73mmのトップが潜って突き刺さらないようにな」 「ほら!減速が足りないからバンクがきつくなるんだ、3ピンビンディングのプレートが雪面を削ってるだろ、アイスバーンならエッジが浮いて吹っ飛ぶぞ」 渓谷沿いの狭い道の緩い下りなどはもうウェーデルンです。スキップのようにタイヤを滑らせて駆け抜けます。 180度ターンのコーナーはまさにテレマークターンです、最後のクイッと腰をひねるところまで(カウンターステアになってしまうので)そっくりなんです! そう、人気のない山道で独り減速を楽しむ、これこそが山スキーに通じるところです。 滑走禁止のゲレンデ脇や大雪の降った公園などでは山スキーは在り得ません、山道固定ギヤも同じ感じがします。車や人の居る道では楽しめないものなんです。 やっと、シングルスピード愛を語ってもいいかな?という雰囲気になってきたのでw |