購入価格 ¥2,257
ソーラー充電の尾灯。
今までも猫目のSL-LD200-Rのようなソーラー充電タイプのライトはあった。
が、暗いとかゴツイとか色々と言われていた模様。
このOwleyeシリーズは、最も単位面積あたりの出力が高い高価な単結晶シリコンパネルを採用し、
大容量リチウムイオン電池に充電する。
結果、スマートな外観と実用上申し分の無い明るさを得ている。
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メーカーのOwleye(台湾のメーカーらしい)曰く、
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3年間であなたが使うライトの電池は・・・21,600円/432本(一般的なライトで1ヶ月に単3電池4本を3回交換した場合。電池1本50円で計算)
Owleyeなら0円!
太陽の光で充電できるソーラー充電システムは、電池の交換の必要が無く、環境に優しく、お財布にも優しいエコライトです。
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とのこと。
今時エネループ使うんじゃないの・・・と言う野暮なツッコミはこの際しないでおくw
まぁ、確かにエネループとは言えども電池には違いなく、寿命はあるわけだ。
そう考えると電池交換の必要なしと言うのは、エコと言えばエコである。
しかるに、
この立派なパッケージは如何なものかとw
無論、再生紙を使用しているだろうけど、エコを叫ぶならもっと簡素なパッケージで十分だろう。
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ブツはシンプルに2パーツ。
ライト本体とブラケット。ブラケットが一種類と言うのは割り切りと言えば割り切りだ。
自分は今回オレンジを選んだが(SeedPodのオレンジのラインとコーディネイトしてみたw)、
他に銀、白、緑、青、赤、桃の各色がある。
スイッチは裏手の丸。
点灯→点滅→消灯のサイクリック。
ブラケットにマウントすると妙に長いw
これには無論理由がある。
このライト、サドルバッグを使っている場合は必然サドルバッグの下に設置することになり、陰になってしまう。
ソーラー充電パーツを日陰に設置って、一体どんなプレイだよ、と言うところだがw、このブラケットを駆使することで、
色んなポジションが出せるようになっている。
自分はわりと素直に取り付けたが。
2点で稼動させられるし、その稼動ポイントが限界まで回るので、引っ繰り返して装着することも可能。
適当に日差しを浴びる位置を見つけるとよかろうかと。
ちなみに、取り付け可能シートポスト径は25.4mm~31.0mmとのことだが、この写真のシートポスト径は31.6mmであり、問題は生じていない。
実際の点灯写真がこちら。
上から3番目、サドルバッグの下が本ライト。
すぐ上(サドルバッグに付けてある)あるいは下(シートステイに付けてある)はTOPEAKのレッドライト。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2383&forum=89#forumpost7021ほぼ同等(以上)の明るさ及び拡散性を持っており、このライトが実用的であることを証明している。
ランタイムは充電2時間で点滅3時間、充電4時間で点滅4時間、充電6時間で点滅6時間と言うもの(メーカー発表値)
十分すぎるくらい十分だと言える。
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欠点はブラケット。
前述したように、普通に考えればサドルバッグの下に設置せざるを得ないわけで、それゆえ色々ひねくれるブラケットが付属しているわけだが、
そもそもライトは軽量なのだから、サドルバッグのループ環に挟み込めるようなクリップを付属するべきである。
そうすれば、日陰プレイなんぞにハマらなくて済むw
この辺は、猫目やTOPEAKに一日の長あり、と言うところであろうか。
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ソーラーパワーとエネループパワーのどちらがトータルでエコかはともかく、電池切れの心配が無いのは気楽だ。
(充電できない状態で長時間使えば電池切れするわけだが)
例えば、房総半島を走る場合、日中でも尾灯の使用頻度が高い。
ご存知の方も多いと思うが、房総半島は結構トンネルが多い。
点けっ放しで忘れていることも多くw、案外と電池残量が気になるもの。
このライトならば、晴れていれば、減った分を充電しながら行けるわけで、実践的には電池切れはまずありえない。
何と精神安定上宜しいことであろうかw
何より、普通に明るい尾灯である、そのことが素晴らしい。
価格評価→★★★★☆ 電池式なら同じ明るさで半額。星2つ。だが、永遠に電池不要。プラス2つ。
評 価→★★★★☆ 普通に明るいことを最大限に評価。但し、ブラケットの件でマイナス1。