購入価格 ¥10000位(国内店舗で型落ちで税込)
林道や山の中をロードで走る事が増えてきて、今までのSPD-SLでは不便になってきた事が購入動機です。
メーカーはMavicですが、TIMEのOEMだそうです。
箱に記載されているのは
BODYがComposite
AXLEがSteel,plain,10mm
USEがCross country All Mountain
とあります。
多分TIMEのATAC XC2と同じものかと思います。TIMEの方が定価ベースで安いようです。(¥8500税抜)
よく見るとボディにATACの刻印が見える
このペダルは遊びの範囲が大きく左右に2.5cmと5°とあります。
またクリートをペダルから外す動作の、リリースアングルを選ぶ事が出来ます。
クリートを左右入れ替えることで、
13°リリースアングル(初心者向け、レクリエーション向け)と
17°リリースアングル(競技向け)
を選べます。
クリートサイズは実測で、横3cm×縦2cm です。
クリート素材は金属製ですが、磁石にはくっつかないので、鉄では無さそうです。
左右クリートの図
使用感としては
今までのシマノPD-5700との比較になります。
使用前から懸念していた、ペダリング時の足底の接地面の狭さをどう感じるかについては、SPD-SLと比較して6-8割位の面積でペダルを踏んでいるような感覚です。初めは違和感がありましたが、割とすぐに慣れることができています。これはシューズのソール剛性にも大きく影響を受ける部分なので、個人差があるかと思います。 私はSidiのDiablo Gore Texブーツを使用しています。
遊びの範囲が大きい影響は、今のところネガの部分は全く感じません。シッティングではほとんど感じない範囲で浮動しているのだと思います。立ちこぎでは、浮動感がありペダルの上に氷を1枚敷いて、その上で踏んでいるような感じです。
1説には膝関節の障害予防を言われています。SPD-SLのつもりで踏むと、結構浮動感を感じると思います。
着脱について
始めはクリートキャッチが難しかったですが、これも2、3日で慣れました。
どちらかと言えばクリートリリースの方がまだ慣れていません。SPD-SLでは、踵を外側(もしくは内側)へ捻るだけで外れると思いますが、
CROSSRIDE SLは踵を外側(もしくは内側)へ捻りながら、靴を外側(もしくは内側)へ開くようにすると外れる機構のようです。まだ不確かなのですが、何度かSPD-SLの要領で外そうとして外れずに落車しかかることがありました。まあこれも慣れが必要なのでそのうち問題無くなるとは思います。
泥つまりなどは、ほぼ問題を感じません。クリートに泥や土や草木が詰まっている状態で、クリートキャッチをしますが嵌められない事は今のところありません。さすがMTB用のペダルとクリート、面目躍如という感じで、悪路での歩行後もストレス無く使用できます。
まとめとしては、機能的には充分満たされており満足しています。ただ一つ引っかかるのがTIMEのOEMで定価ベース高いのか?となると余程Mavic好き以外はTIMEのATACシリーズから選ぶ方が賢いのかも知れませんね。
実測重量 152g+150g
価格評価→★★☆☆☆(TIMEと価格を並べるべき)
評 価→★★★★★(機能的にはなんの問題も無い良いペダル)
<オプション>
年 式→型落ちらしい
カタログ重量→左右で310g(実測重量152g+150g)