購入価格 ¥様々
近年は明るいLEDハンディライトを、自転車用として流用する方が増えてきた。
その際、一番最初に考えなくてはいけないのが、ブラケットをどうするか。
汎用ブラケットも売られているし、色々と知恵を絞って素晴らしい流用ブラケットを考えられた方もいる。
そして、このサイトにも多数の方が有用なレビューを載せて下さっている。
それらを全てまとめて、ある程度の寸評(レビュー)を書いた上で、ここから飛んでいけるようにしてみた。
また、自分がレビューした流用系ブラケットにも、Tipsを載せてみた。
なお、自分の流用ブラケットの知識は、2ちゃんねるの自転車板懐中電灯スレ、及びそのwikiである、
「◎懐中電灯・汎用ライトを自転車前照灯に」
http://www30.atwiki.jp/bicyclelights/から得ている。
無論、自分の体験からの知識もあるが、そもそも上記のスレ・wikiが無ければ、これらの組み合わせでブラケットを作ることができるなど、考え付きもしなかったであろう。
先人の知恵と努力に無条件でお礼を言いたい。
又、実物写真に関しては、お手数ではあるが、リンク先レビューへ飛んでご確認頂きたい。
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・Bikeguy バイクライトホルダー
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3246&forum=89・株式会社ユニコ バイクライトホルダ
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2395&forum=89この2品は同じ製品。
株式会社ユニコのBikeguy バイクライトホルダーが正しい。
ゴムブロック台座に対して、ハンドル側とライト側にベルクロが通され、各々を締め上げて固定する構造。
以前から定番であり、大概のライトをホールドでき、大概のハンドルにクランプできる超優れモノである。
ただ、ゴム台座にベルクロと言う事で、固定力に劣るところがあり、路面状況が悪いところを走ると、光軸が細かにブレるキライがある。
自分は舗装路での使用限定なので、多少路面が荒れていてブレたところで大したことは無いけれど、MTBで山中をライドする場合は流石に気になるだろう。
あと、重量のあるライトだとズレることもあるらしい。
自分は一番大きくてもOLIGHT T25なので何ら問題は無いが、警棒並のライトだと流石に厳しいとか。これも山中ライドなどしたら、吹っ飛んでいきそうで怖いんじゃなかろうか。
しかし、そのような欠点を差し引いても、困ったらこれを買っておけばまず間違いなく使える。
余程細いライトか太いライト(いずれもベルクロホールドの範疇外になるような)じゃ無い限り、まずホールドに問題は生じないし、常用しなくても新しいライトを買ったときのテストベッドとして使えるので、ライト好きならば1個は買っておくべきだ。
ちなみに自分は何故か3個持っているw
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・NITEIZE LITE-RIDE
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2405&forum=89・AKI 万能ラバーバンド
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4548&forum=89どちらもラバーだけで保持するタイプのホルダー。
自分は使ったことが無いので詳しくは語れないが、リンク先のレビューを読むと、やや固定力に劣る模様。ライトによっては固定しづらいと言う話もあるようだ。
ただ、軽くて嵩張らない(ラバーなのでどうとでもなる)のは魅力。
常用する(常に自転車にセットしておく)と言うよりも、昼間に帰ってくるつもりだが、夜になってしまうかもしれないなんて場合に備えて、ライトとホルダーをバックポケットに入れておいてツーリングに出かける、なんて使い方に向いているのでは無かろうか?
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・Panasonic BFD3029
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3472&forum=89実は隠れた名品。いや、別に隠れてはいないけど。
ブラケットを強固にクランプした上で、ライト自体は簡単に脱着できる、と言う事で、ブラケットを固定常用して駐輪時にライトを外す方向け。
リンク先に書かれているとおり、ホルダーだけと言うよりは、NL-814Pと付属ブラケットと言う形で売られていることが多いようだ。自分の家から自転車で10分のコーナンでもその形で売られており、自分もその形で購入。
単品で購入しようとすると、かえって高くつくことがあるので要注意。
で、このホルダーは、ブラケットをネジ留めする構造で台座はしっかり。ハンドル側クランプサイズはノーマルサイズ。OSは非対応。
その上に厚手のゴムバンドでライトをホールドする。このゴムの締め付けが調整できるのだが、これがなかなか難しい。
締め上げすぎるとゴムバンドが切れてしまう。
なので、バンドを締め過ぎずライトを保持できるその妥協点を探すことになる。
実は思っているほど締めなくても固定力はあるので、その辺を念頭におくべきだろう。
ゴムバンドの長ささえ上手く決まってしまえば、あとは大変使いやすいホルダーである。
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・アカリセンター 自転車用 LEDライトブラケット(生産中止)
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2394&forum=89・RV M-BC 自転車用 LEDライト バイククリップ ブラケット(生産中止)
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3890&forum=89・GBT ACEIII (エース3) 自転車用 LEDライト 多機能ブラケット(後継)
http://www.akaricenter.com/led_light/braket_ace3.htm※ これに関してはレビューはされていないが、前2点が生産中止で後継販売と言うことなので取り上げた。
アカリセンター絡みのブラケットはまとめてご紹介(別に独占販売しているとか言うわけじゃないですが・・・)
前2点は既に生産中止しているとのこと。後継として3点目のGBT ACE3が販売されている。
これは前2点を合わせたようなブラケット。
回転する(すなわち首振りができる)プラ台座に、上下ラバースペーサーを挟み込んだベルクロでライトもハンドルも締め上げる。
ライトorハンドルいずれも約22~32mmまで対応しているとのこと。
¥1,323/1個だが、まとめ買いキャンペーンで30%オフ¥2,772/3個だそうな。
3個ほど買って試してみたいところだがw、送料がかかるのが気にいらない。
と言うのはですね、アカリセンターって大森にあるんですよね。
自分は蒲田に住んでいるので、自転車で15分で行けるわけなんですよ。
まぁ、平日しか営業していないそうですから、普段は仕事で行けないので、通販してもいいのだけれど・・・なんか釈然としないw
他のライトを買って送料無料になる¥8,400にするのもなぁ。そうしようかなぁ(マテ
ちなみにこちらはHOLKINでも売っています。¥1,470。画像はこちらの方が詳細ですので、どういうものかを見たい方はこちらでどうぞ。
http://www.holkin.com/gbt-ace3.html又、GBTのヤフオクショップでも売っています。やはり¥1,470。
こちらではまだRV M-BCと思われるブラケットも売っています。即決¥550(送料¥790だけど・・・)
http://storeuser6.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/gbt_dko2009年1月10日現在の情報です。
どうでもいいのだが、アカリセンターのサイト、あるいは同社のライトマニアHATTA氏のブログで「ベアクロ」と言う言葉が頻発しているのだが、ウォーズマンの技か何かだろうか?
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ここまでは汎用ブラケット。
以後は流用ブラケット。
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「FENIX L2D CE」用ブラケット3種
「FENIX L2D CE」用となっているが、いずれもパーツチョイス次第で、OLIGHT T25やGENTOS SG-305等の人気のあるライトをホールド出来るし、もっと大型のライトでもホールド可能。
これらの流用ブラケット共通の難点は、パーツ入手が困難であること。
店頭で揃うと言うことはまず無いであろう。
従って、ネットあさひ等で購入することとなるが、別途送料がかかるし欠品もしょっちゅう。
作ってしまえば、他の汎用ブラケットに比べても遜色ないくらいまとまりが良く、何より頑丈なブラケットができあがるだけに、この辺の流通の問題は困りものである。
・「FENIX L2D CE」用ブラケット(猫目パーツ流用)
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3495&forum=89猫目流用(通称:猫目三段)に関してはリンク先に書いてある通りで、バンドを変えることで様々な径に対応できるが、猫目のWebページのパーツへのリンクが変わっているので、こちらに掲載しておく。
http://www.cateye.co.jp/products/tl/tlparts.htmlこちらには書いていないことで、当時質問されてお答えさせて頂いたことだが、#544-0980はH-32のレールに挿し込まれているだけである。H-32のロックは効いていない。
但し、元々それ用に設計されているわけでは無いので、幸いにも結構キツくはまる。自分が使っていた当時、ズレたりすることは無かった。もっとも、駐輪時に簡単に外せるわけでも無いのが玉に瑕。
流用ブラケットの中でも軽量に仕上がるのが美点である。
また、猫目三段だけは、大型自転車量販店(Y'sとか)店頭でパーツを揃えられる可能性がある。
・「FENIX L2D CE」用ブラケット TOPEAK + ミノウラ
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3543&forum=89・「FENIX L2D CE」用ブラケット TOPEAK + BAZOOKA
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3544&forum=89この2つに関しては、まさに台座=(本来の)ボトルケージ台座の違いで選べば良い。
φ22.2mm~φ28.6mmまで、つまりOSハンドルには装着できないが、素晴らしく頑強でブレと言う物とは無縁なのがミノウラ。
OSへの装着もOKで、更に台座はスライドレールマウントで簡単に脱着が可能、しかも首振り可能故とっさの歩行者への不能グレア回避も可能、だがそれ故、通常使用時での左右へのブレは発生しやすいBAZOOKAの違いと思えば良い。
ハンドルに装着するなら、最近はOSハンドルが多いことを鑑み、又、手元で水平照射角度を変えられるBAZOOKAマウントをお勧め。
ハブ軸にライトアダプターを装着してマウントするなら、振動程度では微動だにしないミノウラマウントをお勧めする。
又、ライトホルダー側のTOPEAKポンプブラケットだが、以下の製品がある。
TOPEAK TMR-2C(内径φ18mm)マイクロロケット用。幅広1点留め。
TOPEAK TRP-3C(内径φ21mm)ロードモーフ/ミニモーフ用。2点+ベルクロ留め。
TOPEAK TMTR-2C(内径φ24mm)マウンテンロケット用。幅広1点留め。
TOPEAK TMP-2C-1(内径φ25mm)ターボモーフ/マウンテンモーフ用2点+ベルクロ留め。
自分が使っているLEDライトには下記の組み合わせをしている。
FENIX L2D CE・・・TMR-2C。
OLIGHT T25 Regular・・・TMR-2C。但しTRP-3Cの方がより適切と思われる。
GENTOS SG-305・・・TMTR-2C。
L2D CEに関しては上記のブラケットレビュー、又はL2D CEのレビューを、SG-305に関してはSG-305のレビューを見て頂ければブラケット(TMTR-2C)に取り付けた写真が載っている。
L2D CE
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4155&forum=89#forumpost6604SG-305
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3889&forum=89#forumpost7072OLIGHT T25に関しては、TMR-2C+QB-90にホールドした写真をここに載せる。
T25の一番細い部分でホールドすると丁度良い。
とは言え、それなりに柔軟性があるので、もっと太い部分でもホールドは可能。
とは言え、TMR-2Cでは全体には幾分キツめである。そこで登場するのがTRP-3C。
L2D CEに比べて大柄な(長い)T25と2点留めのTRP-3Cの相性は大変良い。但し、付属しているベルクロは長すぎるので、ベルクロも使用したい方は別途買ってくる必要がある。
注意点が2点。
ホルダー内径とライト外径の関係は、ホルダー内径<ライト外径であること。こうしないとホールド力が弱いと言うことになってしまうが、一方でキツすぎてもセットできない結果になるので要注意。
上に自分が使っている実績を書いたが、それ以外のライトに関しては上のデータ等から自己判断して頂きたい。
ホルダーは必ず新品を使って頂きたい。例えば、(本来の目的だが)携帯ポンプのマイクロロケットをホールドしていたTMR-2CではL2D CEはホールド出来ない。マイクロロケットの方がL2D CEより太く、TMR-2Cはマイクロロケットの太さに合わせて拡張されてしまうからだ。残念ながら、TOPEAKのポンプブラケットには、元の形に戻るような復元性は無い。
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・MINOURA BH-95X ボトルケージホルダー
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3515&forum=81#forumpost7143この製品に関しては、流用ライトブラケットとしてのレビューはしていないが、TOPEAKポンプブラケットと組み合わせることで、ライトホルダーとして流用可能になる旨、リンク先のレポートで書いた。従って範疇に含めることとする。
BH-95Xを使うメリットは2つ。
1つ目。他のブラケット類に比べて、比較にならない位強固にハンドル等にマウント出来る。但し、「取り付けられることが出来さえすれば」だが。
もう1つはシンプルな構造故、軽量に仕上がることである。無論、「取り付けられることが出来さえすれば」だが。
しつこく書いているが、どうしてもこの取り付け方法には問題がある。
これに関しては、同じ取り付け方法をとっている同じく箕浦のBESSOのレビューで書いているので、参考にして欲しい。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2400&forum=89#forumpost7114バンドクランプが出来てしまえば実に強固な台座。
自分がやっているように、フロントフォークへの簡易台座として使える利点もある。但し、箕浦はこんな使い方は想定していないので保証外になる筈だが。
BH-95”X”になってから、6度刻みで角度が変えられるようになったわけだが、これもライトの正しい照射角度を定めるのに役立っている。特にフロントフォークへマウントした際は、ホルダーが横向きになるので、この機能を使って角度を変更することで正しい照射角度を調整出来る。但し、一度固定してしまえば、外さない限り角度変更は出来ない。従って、装着時点でしっかり角度を決めることが大事。
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以上、現状までのまとめとなる。
新規の汎用/流用ブラケットをレビューされた方は、是非この後にINDEXを追記していって欲しい。
価格評価→様々
評 価→様々