購入価格 ¥失念
このサドルの美点は何と言っても、サイドの「面」が明確に存在し、そこにわずかに大腿部の内側が触れているだけでコーナリングが安定するところです(なんて思ってるのは自分だけかも知れませんが?)。また、ダンシングから着席走行に回しながら移行するときのスポン!というストライクな感触が好みです。
コレは2004年9月から約14年、39300kmほど使っています。
距離は大したことが無いのですが、14年という月日は結構な長さではあります。使い続けるが故に、表皮が黒光りし、角が擦れて、いい感じで年月を重ねて来たなあ、という気がしますが、少々疲れて来たのでそろそろ引退していただこうかと思い、現在、当該自転車の大掃除に合わせて外してあります。相当にヘタっているはずですが、自分の尻に合わせてヘタるからなのか、気になりません。しかし、新品に乗ると、恐らく、かなり感触が違うと思います。
セライタリアのSLR XPなどは新品とヘタレ品の差が顕著ですが、私などむしろ、ヘタったSLR XPの方が好きで、ツルツルすべすべ表皮に張り替えて最近まで5年ほど、別のロードで使っていました。(余談)
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=8811&forum=106#forumpost15100さて、次の左側の紺色のコンコールライト。これは2003年9月から2013年1月まで使って、29000kmほどで引退したものですが、刺繍部の擦り切れ具合が黒サドルによく似ています。黒サドルは後半の7年ほどはほとんど雨天走行しなかったのですが、それが原因で黒サドルの方が使用期間が長くなったのかもしれません。
なかなか良いサドルでした。(まだまだ使えますが・・・)
それにしても、人生は短い。。。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆
年 式→2002年10月