購入価格 ¥ひとつ数百円
自転車いじりで一番好きなのがハンドル回りのレイアウトの試行錯誤である。キューシート、ライト、サイコン、ベル、スマートフォン……なにをどこにどうやって取付けるのか。頭の中で考えて、実際に試してみる。プラン倒れもあるし、惜しいところで要望を満たさないこともある。そしてたまに、もの凄く上手くいく。
フロントと比べるとリアは工夫の余地は少ない。リフレクタとリアライト、携帯ポンプ。必要な物を必要な場所/付けられる場所に付ける。落としたりしないようしっかりと、邪魔にならないように取付ける。
どれだけ明るいライトでも、自転車に固定できなかったら意味がない。脱落したらどうしようもない。「取付手段」は、装備そのものと同じくらいに重要だ。安くて軽くて、そう簡単にはズレたり落ちたりしない手段が必要だ。
CATEYEの取付バンド。
フレックスタイトではない、ネジ止め式のシンプルな物。
これこそが、安くて軽くて簡単にはズレず落ちない取付手段だ。
BS-3、BS-3N、BS-5
HP-5
SP-5、SP-6、SP-7、SP-8、SP-9
BSは「バックステイ」の、SPは「シートポスト」の略だと思うのだが、HPはよく分からない。そもそも型番が分かれている理由が分からない。「5」だけが重複している理由も分からない。うろ覚えで買い求めると必ず間違えるし、パーツ箱から取り出す時も間違える。単純に小さい方から1〜9にして欲しい。
……話がズレた。
まずは普通の使い方。ここではシートステイにBS-3でリフレクタを取付けている。
あとは普通ではない使い方になる。仮にメーカー保証があったとしても対象外になるはずだ。
シートステイのリアライト。TL-LD1100は横向きにしか付けられないので、BS-3とアクセサリーホルダーとHP-5と5440980ブラケットを使って縦になるようにしている。
シートステイには携帯ポンプも付けている。「大きいことは良いことだ」の精神で選んだトピークのターボモーフGのクランプをBS-3で固定している。
続いてハンドル回り。ホームセンター部品で作ったキューシートホルダーを取付バンドで固定している。
CFB-100センターフォークブラケットもご覧の通り(裏側で暗くて良く見えなかったので露出を弄った)。
フロントライト用の、フレックスタイトではないブラケット(H-31/H-32)を分解して台座を取り外す。
取付バンドを挟むように台座で締め付けて固定すればダブルのフロントライト用ブラケットにもなる。
ここではステムにSP-9でぶら下げている。
CATEYEの取付バンドは組み合わせても便利に使えるのは上のレビューの通りだ。
普通の使い方についての詳細なレビューはこちらを読んで欲しい。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=13516&forum=89CATEYEの取付バンドは、私がいちばん好きで、信頼していて、遊んでいるパーツだ。
対応径は以下の通り。
CATEYEのサイトではリアライト類の関連パーツとして記載されているだけで、一覧できるページがないようだ。
BS-3:12.7〜13.6mm
BS-3N:12.7〜16.0mm
BS-5:15.5〜16.5mm
HP-5:19.0〜22.8mm
SP-5:23.5〜27.2mm
SP-6:26.5〜30.2mm
SP-7:28.8〜32.5mm
SP-8:31.0〜34.5mm
SP-9:34.5〜37.5mm
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★