自転車に乗って動物を触りに行こうManInside 2013-11-1 21:49 3538 hits ManInsideさんのすべての写真 フォトギャラリーTOP 東京〜埼玉に跨る日本有数のサイクリングロードである「荒川サイクリングロード」の「聖地」は、恐らく二つある。 一つは「森林公園」こと「国営武蔵丘陵森林公園」(埼玉県比企郡滑川町〜熊谷市)。 もう一つは「榎本牧場」(埼玉県上尾市)。 いずれも荒川サイクリングロード北側のランドマーク的存在である。 (ちなみに荒川サイクリングロード上流域に居住されている方にとっての「聖地」は、私のような下流民とは反対に「葛西臨海公園」だったりする)。 荒川河口〜榎本牧場までの往復が大体120kmくらいだろうか。森林公園行きの場合は私のような貧脚だと大体行って帰ってくるだけになってしまうが、榎本牧場行きの場合はジェラートを食べたり動物と戯れる時間的余裕がある。 そう、「榎本牧場」にやって来たら、人は牧場特製のジェラートを食せねばならない。しかしそれ以外に、是非牧場で飼われている牛やミニブタ等の動物たちと戯れてみることをおすすめしたい(猫もいるんだYO!)。 あなたはブタを触ったことがあるだろうか。ブタの毛がゴワゴワして固いものであることをあなたは知っているだろうか。そのへんに落ちているドングリなどを与えているとすっかり興奮して手にガブリと噛み付いてくることを御存知だろうか。 実は、東京都内でミニブタを間近で鑑賞できるスポットは非常に少ない。こんなアングルでミニブタを自由に撮影できるスポットは皆無と言っていい(※榎本牧場は埼玉県にあります)。 この立派な鼻を見てほしい。これをスパスパ切り落としたら「はじめ人間ギャートルズ」に出てくるマンモスの肉みたいでうまそうだ…じゃなくて、とてもかわいらしいとは思わないだろうか。 自転車に乗っていなかったら、私はブタという動物の毛がゴワゴワと固いものであることも、犬並みの賢さがあることも、興奮すると手を噛むことも知らなかっただろう。無論、そんなことは知らなくても生きていくのに全く不都合はないのだが、そういうどうでもいい知識が増えていくこともまた、自転車に乗る愉楽の一つであると、私は常々思うのである。 OLYMPUS XZ-2 ISO100 F1.8 1/800 モード:Natural スーパーマクロ撮影 |