首長バイクnotti 2010-10-30 15:24 8092 hits nottiさんのすべての写真 フォトギャラリーTOP 普段乗っているロードバイクにいろいろ手を加えているうちにえらく首の長いバイクになってしまいました。これはいろいろな要因が重なってこうなっちゃったんですがその要因というのは ・フレームサイズが490mmと小さく、最近のアルミフレームとしては珍しくホリゾンタルフレームである ・ヘッドチューブが妙に短い ・ハイライズなステムを使っていない ・ハンドルバークランプ部とサドル座面がほぼ同じ高さという「ヘタレセッティング」(笑)になっている などですが、一番大きい要因としてはやはり最後のセッティングの問題でしょう。ロードのハンドルバークランプ部の高さはサドル座面より5~10cm位低くするのが普通だと思うのですが(カタログなんかを見てもそうなってますし、あなパーに掲載されている皆さんのバイクもそうなっていますよね)私は両者の高低差をほとんど付けていません。 初めてロードバイクに乗ったときはそういうもんなんだと思って私も普通にバークランプ部をサドル座面より5cmくらい下げたセッティングのバイクに乗ったのですがそれで下ハンを持って走ってみたときの感想は 「くっ・・・苦しいっ。下ハン持って走るなんて絶対無理や。ロードバイクなんて全然気持ち良くない。気持ちいいどころかこんなモン、プチ拷問やんけーっ!!」 というものでした(笑)。そこでとりあえずハンドルをサドルの高さくらいまで上げてみようと思い、ステムをハイライズな物に交換してハンドル位置を上げてみたところ劇的に乗りやすくなりました。下ハンを持って走るのも苦にならなくなり、その日から「ロードバイクもサイコー!!」となりました。(←調子いいなオマエ) しばらくはこのセッティングにしておいて慣れてきたら徐々にハンドル位置を下げようと思っていたのですが特にハンドルを下げる必要性も感じず、何の不都合も無く快適に乗れているのでずっとそのままのセッティングで乗っています。 ハンドルバークランプ部とサドル座面が同じ高さというのはいかにも「初心者」って感じで確かにカッコ良くは無いですが乗ってる人間がレーパンも穿かないしサイクルジャージも着ないようなゆるーいオッサンなんでバイクもまあこういう緩い感じでいいだろうと勝手に納得しています。本来はガッツリ走り込んで低く、遠いポジションにも動じない体を作るのが正しい自転車乗りのあるべき姿なんでしょうが・・・。 スンマセン、無理ッス。 この快適さを知ってしまった以上もう「プチ拷問」には耐えられません(笑)。 このサイトをご覧の方で「ロードに乗ってるんだけど下ハン持つのがキツイ」という方がおられましたら思い切ってハンドルをグイッと上げてみては如何でしょうか、ちょっと高くなった視点から新しくて楽しい世界が見えるかもしれませんョ。(←悪魔のささやき) ちなみにコラムスペーサーは白のスペーサーがあまり無いのでタキザワさんで安いシルバーのスペーサーを買ってホームセンターで売っているスプレー塗料で白く塗りました、これくらいの小物だと素人でも結構うまく塗れるので自分好みの色のスペーサーが無いという方にはお勧めの方法です。 |