自転車に乗っていて男性と出会いそうな状況を妄想・検証する 欧州編himeontheroad 2019-6-2 21:27 5617 hits himeontheroadさんのすべての写真 フォトギャラリーTOP 「自転車に乗っていて女性と出会いそうな状況を妄想・検証する https://blog.cbnanashi.net/2019/05/8941 」にインスパイアされ、「自転車に乗っているときの出会いを検証する」という記事を投稿いたしました。たくさんのご反応をいただき、ありがとうございます。相変わらず彼氏はできませんが、ディスプレイ前でニヤニヤしております。 いっそのことユーザ名を、かっこいいとご評価いただいた「路上の姫」あたりにしてしまえばよかった。 路上の姫になりたければ、ピンクのDe Rosa Idolを購入し、前髪をぱっつんにしツインテールを鞭の如く自由に操るスキルを身に着ければ良いのではないかと思ったのですが、残念ながらこちらの通販ではピンクのIdolは見かけたことがございません。工房に行けば作ってくれるのでしょうか。また、そもそも前髪ぱっつんにツインテールで自転車に乗る成人女性など三次元に存在するのか? という話になりましたところ、オーダークロモリにお乗りの声優業の方が浮かんだため、世の中まだまだ懐が深いなと感慨に浸った次第です。 そんな私は今日もソロライド。どなたかクランクなど貢いでくれませんか。パワーメータつきがいいです。 前回の投稿では9割がご年配と書きました。ということは残り1割は同年代~ちょっと年上。いないわけではない。いないわけではないのだ! 女性自転車乗りとして無条件にときめいてしまう颯爽とした男性自転車乗り、サイクリングに出会いを求めるのは間違っていないはず! というわけで、「自転車に乗っていて男性と出会いそうな状況を妄想・検証する https://blog.cbnanashi.net/2019/05/8965 」の二番煎じではありますが、同年代イケメン自転車乗りな彼氏が欲しい一女性サイクリストin欧州として、己の妄想を詳らかにし、検証していきます。 尚、当方は上記記事の著者のような脚力はないことをお断りしておきます。 路上での出会い 1 ソロライド中後ろから聞こえる風切り音。地元チームかな? トレインに乗れば楽して走れるぞ。 「日本人の女の子でロード乗り? 珍しいね。一人? どこまで走るの? 同じ行き先だね! 一緒に行こうよ!」 ちぎられる。 職場での出会い マルセル・キッテル似の同僚がサイクリストと知り、一緒にライドに行くことに。 こちらを気遣う丁寧なハンドサインにときめき、Garminをうまく使いこなせない彼に私が後ろから怒鳴って道案内をするのもご愛嬌。そして峠に差し掛かる。 華麗にちぎられる。 路上での出会い 2 パンクで途方にくれているところに通りかかるジュリアン・アラフィリップ似のサイクリスト。 「手伝おうか?」 「チューブとCO2ボンベを使い切っちゃって…」 彼は自分の修理キットからチューブとボンベを取り出…すことなく、颯爽と立ち去っていく。軽量化のために修理キットを持っていないガチ勢がそれなりにいる。 路上での出会い 3 「ヨーロッパを自転車旅行中なんだ」というアルベルト・コンタドール似のサイクリスト。 「今日はどれくらい走るの?」 「100kmくらいかな」 「それなら私も走れる距離! 一緒に行きましょ。案内するわ」 彼がパニエバッグ積載というハンデもあって、航行速度は大体同じ。風除けになってくれたり、今まで訪れた町の話を聞いたり、楽しくお喋りしていれば上り坂も気にならない。 「どんなスケジュールで走ってるの?」 「朝9時か10時に出発して、午後2時くらいには次の町に到着、そこで一泊してまた次の日走る、っていう感じだね」 「昼休憩は入れないの?」 「荷物でペースが上げられないから、時間の節約のために朝と昼は走りながら食べるよ。一度止まると走りたくなくなるしね。今日も休憩は無しで走るよ」 「え?」 昼休憩を入れるつもりで少ししか補給を持っていない私、ハンガーノックでリタイア。 カフェでの出会い お気に入りの和柄ジャージを着てソロライドへ出かけ、カフェで少しだけコーヒー休憩。後から入ってきたサイクリストが声をかけてくる。 「そのジャージ、日本? いいね」 そんなピーター・サガン似のサイクリストはいない。 輪行での出会い 電車に自転車を積み込もうとしたところ、同じく自転車を持ったダミアーノ・クネゴ似サイクリストがキラキラの王子様スマイルで手を貸してくれる。 「行き先は? 同じ方向か! サイクリストならStrava持ってるでしょ? 交換しようよ!」 自転車話に花が咲く移動時間。 Stravaの交換だけで満足して、Facebookや電話番号を交換しなかった。一生の不覚。 番外編 1 「日本に住んでいたことがあるよ。そのときにロードを始めて、今は3年目。毎日片道5kmの通勤で使ってた。ポタリングが好きだな」というゲラント・トーマス似サイクリスト。ガチレーサー達のペースについていけない私は、喜んで一緒にポタリングに行くことに。 ちぎりました。 番外編 2 「スポーティブな女性は素敵だね」とコーヒーカップの向こうで微笑むトム・クルーズ似の男。自転車乗りではないが興味があるらしく、こちらが自転車の魅力について語っているうちに、時間は飛ぶように過ぎていく。これはもしかして沼に引き込めるチャンス? 「1日でどのくらい走れるの?」 「100kmは普通に走れるわ」 「え?」 「えっ?」 非自転車乗りにはドン引きされる現実。 番外編 3 「スポーティブな女性は素敵だね」とコーヒーカップの向こうで微笑むリーアム・ニーソン似の男。自転車乗りではないが興味があるらしく、明らかにジム通いのいい体つき、しかもSora搭載のアルミエントリーロード程度の予算は出すつもりでいるらしい。これは今度こそ沼に引き込めるチャンス? 「まずは20kmくらい走るところから始めてみようと思うんだ」 「えっ、それしか走らないの?」 「え?」 「えっ?」 またもややらかしてしまう現実。初心忘るべからず。 結論 自転車に乗っていると男性との「いい出会い」は果たしてあるのか。 結論:大体ちぎられる。もっと鍛えよう。 |