購入価格 ¥自転車屋さんのご厚意
サドル選びの旅に終止符を打つときがやってきたので報告。
以前、サドルに関しての考察を長々と投稿したが、その延長と言うことで見ていただきたい。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5778&forum=15サドルに限っての話なのだが、このメーカーだけでなくカーボンレールのサドルは乗り心地が悪いらしい。
理由は色々と考えてみたんだが、カーボンにも種類があるのは皆さんご存知だろう。
では一体、サドルに使われているのはどんなカーボンなのかと予想してみる。
サドルを自分で換えたことのある人なら分かると思うが、サドルレールにはとてつもない負担がのしかかる。
なんたってたった2本の細い棒で、ライダーの体重分と、踏むペダリングをするときにはそれ以上の荷重、
そしてやぐら部分にかかるトルク、これだけ全てを支えなければならない。
と言うことはだ?カーボンはカーボンでも、鋼のような頑丈さを持っていなければ、レールとしての役目は果たせない。
乗り心地のために強度を落とす、なんてことは以ての外だ。
このサドルを奨めてくれた人は、こんな薀蓄は語らなかったが、とにかくカーボンレールのサドルは全て硬かったと断言していた。
その真意は、こういった理由による物なのかもしれない。
◎本題に戻ってこのサドルのスペック◎
アリアンテの中でも、チタンレール+カーボンベース+ツインフレックスのトリプルコンボ。
そして特注カラーのホワイト・シルバーでサイド部分のアクセサリーがメッキになっている。
重量は標準モデルと同じだが、何とも粋なお洒落サドルである。と私は思っている。
◎インプレッション◎
バイクを換えた際に同時交換だったので、明確な比較にはならないかもしれない。
ただ自分比では、100km程度の走行ではまったく尻に影響を及ぼさなかった。
これっぽっちも痛くならない。それどころかむしろ、座っているのが楽に感じるほど快適なサドルだと感じた。
理由はやはりチタンレールと、ツインフレックスによる前立腺圧迫の軽減からだと思われる。
前者はサドルベースのしなり具合に影響するが、後者はパッドの沈み込みを抑え、
一番荷重が掛かる所を常に浮かせているような状態を保ってくれる。
また走行500kmほどで、パッドが馴染んできたのか初期より更にケツに優しくなったような印象を受けた。
◎総括◎
このサドルは自分の言葉で言うと、お尻固定型のサドルなので位置決めが重要になってくる。
即ち、お尻が適度に動いてくれないと、自由度が無いと困るという人には合わない可能性がある。
また昔から悩んでいたサドルのエラによる内腿のスレも、えぐり込みが深いデザインなので自分にはピッタリだった。
やっと愛する人を見つけることが出来たような、そんな出会いだったと確信している。
価格評価→★★★★★(これが正真正銘、プライスレス)
評 価→★★★★★(文句を見つけることが出来ない)
<オプション>
定 価→¥29.000
カタログ重量→ 230g