購入価格 $10.73
LEDエミッターにCree XR-E P4を搭載、軽量でそこそこの明るさとランタイムを持つハンディライト。
UltraFire C3シリーズには様々な種類がある。
同じXR-EでもP4だったりQ5だったり、モード数に違いがあったり、果てはエクステンションチューブを使い、
2AA(単三×2本)で使用した場合は、1AA時(単三×1本)と明るさが違ってみたり、ホント様々。
$10.73と言うのはC3P4 Single modeの1AAモデルにホルスターの付いた状態。
エクステンションチューブを使うと2AAで使用出来るようになるが、チューブ付きホルスター無しの状態でも売っている。
又、オプションとして、エクステンションチューブだけでも売っている。
エクステンションチューブ付き(2AA)とチューブ無し(1AA)で大きさ比較。
エクステンションチューブ使用時の大きさ・太さは、概ねFENIX L2D CEと似たようなもの。
明るさは半分以下だが、ランタイムは倍以上なので許せる。
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さてブラケット。
バイクライトホルダーはギリギリ。要するに細い。
本当にベルクロのホールド範囲ぎりぎり。
2AAの場合でも、ホールドする位置は変わらないので、これまた細くてギリギリ。
短いベルクロを買ってきてホールドした方が良いかもしれない。
ポンプホルダー流用系ではTOPEAK TMR-2Cを使う。
まぁ、L2D CEと似たような太さだから当然だが。
1AAだと、ブラケットにライトがへばりついているような、笑っちゃう姿になる。
2AAだとほぼL2D。
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では実点灯。
このライト、今までのオーバー100ルーメン級ライトと比べるのは無理がある。
そこまで明るくは無い。
恐らく、見た目(すなわちトーチルーメン)、いいとこ60ルーメン程度では無いかと思われる。
Cree XR-E P4は350mAで80ルーメン程度を放つと言われている。
バルブルーメンで80ルーメンなら、トーチルーメンで60ルーメン程度と言うのは、妥当でもあろう。
とりあえず点灯。
さほど強烈に明るくない分、まんべんなく周辺光のあるタイプだ。
比較する適当な写真データが無いのだが・・・90ルーメンのLED LENSER T5を引っ張り出してみる。
それでもT5の方が遥かに明るい。
恐らくは、旧モデルだが、ANTAREX NRX-25なんかといい勝負なんじゃないか?と思われる。
NRX-25を友人に譲ってしまったので、比較できないのだが・・・
暗いといえば暗いが、普通のライトに比べれば段違いで明るい。
暗闇を切り裂いて22~3km/hで走るくらいはお茶の子さいさいだ。
自分達、くそ明るいライトを体験し過ぎなんだよねw
なお、C3Q5と言われる、Cree XR-E Q5(L2D CEやT25と同じLED)を搭載するモデルでは、
2AAで170ルーメン前後で1時間強点灯するそうだ(但し、ダラ下がりになる)
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次にランタイム。使用電池はエネループ。
ちなみにC3P4の場合、エクステンションチューブを使っても明るさは変わらない。
単にランタイムが伸びるだけである(つまり、直列ってことだよね)
1AA 1時間30分で落ち始め2時間以上保ち。
2AA 3時間30分で落ち始め4時間以上保ち。
要するに2AAであれば3時間30分の間、推定60ルーメン程度の光を安定して放ち続ける、と言うことだ。
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しかし、このライトの場合、実は1AAで使うのがオススメ。
つまり、街中では例えば猫目520なんぞで走り、少し郊外を走らねばならぬ際に、おもむろに取り出し、
バイクライトホルダーでマウントして走ると。
1AAなら小さくて軽くてどこにでも放り込んでおけるし。
ちょっと考え方を捻って、メインライトを凌駕するサブライト、と言う立ち位置で使うと良いと思われる。
もっと言うなら、実用できる愛玩物、と言う側面が結構ある。
あなパーで見せたようにw
https://cbnanashi.net/cycle/modules/myalbum/photo.php?lid=84滅茶苦茶明るいわけでは無いが、一方でこんなコンパクトなライトがこんな明るさで1時間半も点灯する、
と言うのは、それだけで『 さ け の さ か な 』である(ダメだねこの人w
大した要望も無いが、出来ればフラッシング搭載で2モードにしてほしいかな。
価格評価→★★★★★ HOLKINで買うならともかく、DXで買うなら5つ。
評 価→★★★★☆ 可愛らしい愛玩物。