購入価格 ¥500
岸和田競輪場の一般人向け走行会です。
通常は走れない競輪場の浪切バンクを走らせてもらえます。
殺風景でコンクリートな地下通路を通り敢闘門を潜ると、
そこはコロシアムの中央。
目の前には巨大モニター、ぐるりと一周スタンドが並んでいる。
自転車専用トラックは、
信号機も、車も歩行者も、道路のつなぎ目も無い世界。
同じアスファルト舗装でも、その辺の国道なんかとは平滑度が全然違います。
スピードは出し放題。スビードこそ正義の空間。
コーナーリングで”倒す”という操作、感覚も不要です。
トラックレーサーは踏んだだけのパワーがダイレクトに路面に伝わります。
そして、バンクの頂上から急降下する無重力感覚。
岸和田競輪場の場合は、
およそ、二か月に一度程度の間隔で開催されています。
今年は、奇数月の土曜日or日曜の9:00~13:00までの開催でした。
イベントの流れは
8:30~受付 トラックレーサーのレンタル 調整 ローラー台でアップ。
9:00~ブリーフィングと初心者には走行ルールの説明
~フリー走行
10:00頃から 計測会 1000m と ハロン
~ラストまでフリー走行
余裕があれは”ケイリン競技”を体験させてくれた日もありました。
その後 再びフリー走行。 ~13:00 解散
1000mは停止状態からスタートしてトラックを2周半走るタイムを測定します。
発車器で自転車を支え、左右の足をベルトで固定して、
下ハンを握りしめ、サドルから尻を浮かせた状態で、静かに待ちます。
そして
”スタート”の声がかかると、全身にスイッチが入ります。
ダンシングをしながら第一コーナーに進入します。
加速しながらコーナーを抜け、ほぼトップスピードに達します。
そのまま根性で回します。
そして、ラスト1/2周のつらいこと。
ハロンはトラックを1周半したライン上で、時計が押されます。
そして、半周のタイム計測です。
ゆっくりスタートして、3度バンクを登り降りしながら加速して、
最終コーナーの下りからトップスピードに乗せてスタートラインを通過します。
そして10数秒間、死ぬほど回す。という楽しい遊びです。
競輪場のスタッフとして現役競輪選手やOBの方々も参加しています。
気さくな人たちばかりで、
技術的なアドバイスや生のレースの話も聞けるのも楽しいです。
参加費は保険費用込みで一回¥500です。
トラックレーサーもヘルメットなどの装備も無料で貸してもらえます。
ロードバイク、自前のピストの持ち込み、走行もできます。
女性や子供の参加者も多いです.
価格評価→★★★★★ 競輪協会は太っ腹
評 価→★★★★★