[WO] Vittoria OPEN CORSA EVO SC 23c

購入価格 ￥4000位

UCIのロードレース等でビットリアの供給を受けているチームがほぼ使っているタイヤのWO版です。
オープンコルサエボCXは使った事が無いので比較対象はお気に入りのタイヤであるコンチネンタルのアタック＆フォースと比べてみようと思います。

いきなり結論から言いますと全ての点でアタック＆フォースが良いです。
転がりの軽さ、振動吸収、グリップ、耐パンク性等等項目ごとに分けたらコルサエボSCの大敗だと感じます。
これだけではインプレにならないのでタイヤ自体の感想を挙げてみます。
まず良い点としては接地感がとてもあることです。
タイヤが路面についてる感がとてもあります。
他は…特にありません。

悪い点は乗り心地が悪いですね。
推奨空気圧は8～10となっていますが8気圧で乗り始めてあまりに路面の凹凸を拾うので今は6.5気圧で乗っています。
パンクはしていませんが元々ビットリアのタイヤは耐パンクには強い方ではないのですがこのタイヤもそうらしくトレッド面は結構ギタギタです。
3000kmでご臨終になりましたが今後WO版に関しては買うことは無いと思います。
タイヤサイドも雨の日に乗ると汚れて見栄えが悪くなります。
やはりタイヤは黒一色が一番ということを再度確認できました。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★☆☆
＜オプション＞
年　　　式→
カタログ重量→　g(実測重量　g)

購入価格 ￥4045 (wiggle)

去年夏に購入し、約2ヶ月半ほど使用。
プロでは世界で一番使われているタイヤメーカーの最高峰クリンチャータイヤ。
比較対象としては同メーカー、Open Corsa Evo CX Ⅱ との比較。

箱はほぼ変わらず、相変わらずの黒赤の箱に、折りたたんだタイヤとVittステッカーが同梱。

タイヤの嵌めやすさも随一で、少し伸ばしてあげればタイヤレバーなしで脱着可能。
見た目の違いとしては、サイドがパラサイド(あめ色)のみの設定、センター部分がストライプ状になったところか。

実際乗ってみると、Evo CX Ⅱ よりも多少硬い印象を受けた。
加速性が向上などという印象はなく、ただ突き上げがCXと比べると不快に感じた。
先人レビューと同じく、推奨空気圧は8～10では硬くて乗れず、F：7.2bar ・ R：7.8barに設定。
これでも突き上げが多少あり、Vittらしからぬしなやかさが薄れた印象であった。
といっても、Conti や Michelin よりも悪路の振動吸収性は良くできている。

コンパウンドのおかげかEvo CX Ⅱよりもグリップが上がったようで、
コーナリングの接地感が上がり安心してバンクさせられることができる。

約3700km走行でリアトレッドはスリックで、ほぼケーシング面が見える寸前まで摩耗。
微小な石やガラス片を食うのか、トレッド面には小さな傷が多数。ここはEvo CX Ⅱ と変わらずか。

当方には対パンク性、耐久性は特に不満はなく総じて普通のタイヤという印象。
漕ぎの軽さはあまりないが、峠のDHや平坦、海沿いの砂が浮いている国道でもそつなくこなす。
初めて高級WOタイヤを買うのならば選択肢にいれても損はないだろう。

価格評価→★★★★☆(高級といってもこの金額なら妥当か)
評　　　価→★★★☆☆(良いタイヤではあるが、上を知ってしまうと・・・)
＜オプション＞
年　　　式→2012
カタログ重量→　210g