購入価格 $149(8GBモデル)+$21(バイクマウント)(日本円にして約1万4千)
この夏値下げによりお手軽価格になったのでB&Hで即購入。
いわゆるスピードメーター(&ミュージックプレーヤー)として使える多機能スポーツウォッチです。ANT+に対応しており、HRモニタ・スピード&ケイデンスセンサーが使えます。(どちらもGARMIN製で確認)
付属のアームバンドやクリップの他、別売りのバイクマウントなどと取り換えが可能です。
Garmin Edge500より本体も画面も小さいですが、スクリーンは晴天下でも視認性がよいです。
microUSB、イヤホン端子にキャップはついていますがボタンを見るに防水機能はなさそうですので注意が必要です。
画面を出し続けた状態での稼働時間はGarminシリーズより短く、サイコンとして常用するには厳しいですが
中身はAndroidなのでrootをとればgoogleマップや他のアプリも使用でき、可能性が広がります。
画面輝度を最低にし標準サイクリングアプリで7時間近く、googleマップで現在地を追従する状態にして5時間ほど連続使用できることを確認しました。
(余談:スペック表には有機ELとの表記は見られませんでしたが、焼き付けをおこす可能性があるので同じ画面を出し続けても問題がない保証はできません)
充電はmicroUSBでできるのでいつか機会があれば予備バッテリーを繋いで稼働時間を延ばすテストでもやってみようと思います。
【標準アプリ】
画面が小さく年上の知り合いの中では小さすぎるという声も少なくありませんでしたが、標準アプリを使う上では操作もシンプルですので使いやすさは及第点でしょうか。
サイクリングの他、歩数計になるウォーキング、ゴルフ、室内用トレーナー(?)、音楽プレーヤーなどありますがここでは標準のサイクリングアプリのみ使います。
画面はスピードやケイデンスなど/心拍ゾーン/マップなど3画面をフリックで切り替えられます。
標準ではアメリカの地図しか入ってないようですが、MOTOACTVの公式サイトからアカウントを取得しSetting→Mapsから「Asia:Eastern Asia:Japan」を選択するとebmdファイルが落ちてきます。
これをMOTOACTV本体ストレージのmapsDbフォルダに放り込めば日本国内のおおまかな地図を使うことができます。
ただ↓のgoogleマップに比べると若干雑で、おまけにスクロールが重いです。
【root後】
非公式のRootToolを使えば自分でAndroidアプリを追加することができます。
おそらくroot後は保証が受けられなくなるでしょう(余談:復元すればrootをとった証拠は残らないでしょうが、どうなるかは分かりません)
ダウンロード・インストールの方法、設定などはここでは割愛します。
rootがとれたからといっていろいろやっていると起動しなくなるなどの不具合が起こるかもしれません。
Androidのroot化にはつきものですが、知識のない人にはおすすめしません。自己責任です。
(逆に言えばソフト上の不具合はなんとかすれば直せたりします)
googleアカウントが設定できない、落ちるアプリがある等の制約で実際には何でもというわけにはいかず
残念ながら(?)サイコン&マップの両方が使えるMy Tracksはインストールできませんでした。
一番入れておきたいのはgoogleマップでしょう。
一度自宅などWiFiでインターネットに繋ぎ適当に閲覧してキャッシュを作っておくと、外で使っても通信なしで地図を見ることができます。
(最新版は二本指ピンチを使わずともダブルタップ→上下に指を動かすとズームイン・アウトが可能で小さい画面でも扱いやすくなっています)
自転車に乗っている間に手元でAndroidが使えたところでやりたい事というのは限られてきます。
たった$170でEdge800の真似ができることが唯一最大のメリットでしょうか。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆ (root込。自転車に限定すれば格安のナビとして。稼働時間が惜しい)
<オプション>
年 式→ 2012
カタログ重量→ 35g(本体のみ)