購入価格 メーター本体:$971.98、スパイダー外し工具:$38.29、転送サービス費:\4735、受取時消費税等:\2400
パワートレーニングをするためにパワーメーターを探し、レースでも使いたいのでクランク式製品を調べていた所発見
SRMは勿論Cinqo quarqに比べても非常に安く、使用者のレビューを見た所精度もしっかり出ているようなので購入を決意
メーカーから日本へは直送をしていないため、カナダ・アメリカ公式
http://www.power2max.ca/index.php/から荷物転送サービスを利用して送る必要あり。
直送がいい人はニュージーランドの通販サイトで出来るとの情報あり
基本仕様:
製品ラインナップ:ROTOR 3D用、ROTOR 3D+用、LIGTHNINGS用(OEMのスペシャクランクで使えるかは不明)
ロードだけではなくMTB用もあり、そちらはROTOR 3Dと3D+のみ
通信規格:ANT+
バッテリー寿命:約400時間
ゼロイング方法:2秒間ペダリング停止
誤差:+-2%(公式)
利点:
①バッテリー交換が自分で可能
②チェーンリング交換時に再設定などが不要
③温度センサーを組み込んでいるため温度変化に強い?(冬に要検証)
④左右のペダリングバランスを見る事が出来る(GarminConnectで確認可)
⑤P2M内に加速度センサーがあるためこれ単体でケイデンス測定・表示が可能
GARMINを使っていればスピードはGPS取得出来るのでセンサー不要になりバイクの外見がスマートに!
③④に関しては8月末頃から実施された製品アップデートで公式にメール問い合わせした所現在公式から購入者に送っている物は全て適応済とのこと(NZのサイトの方は不明)
問題点:
①ROTORクランクを所有しておりパワーメーター単体で購入した場合
オプション購入可能なスパイダーアームのロックリング外し工具を使用し
スパイダーアームを外しP2Mを装着するが、そのロックリングが異様なまでに固い
恐らくロックタイトをガチガチに塗った上で思い切り締めてあるのだろうが、ドライヤーで熱してロックリング周辺にオイルを流し込み
取り外し工具を装着してスパナを噛ませ、スパナの柄をハンマーで思い切り何度も叩きやっと外す事が出来た
市販のROTORクランクはスパイダーを外す事なんて想定していないだろうから当然と言えるがヘタをすれば壊してしまいそうである。
公式サイトではクランクに装着されている物も買えるのでそちらを買った方が吉
②SRM、cinqoに比べると対応チェーンリングが少ない(ROTOR、SRAM、STRONG LIGHTのみ)
またPCD130のものだと問題は無いが、PCD110の製品はバッテリーケースと干渉してしまうためか
SRAMエアロチェーンリングやROTORのオーバルチェーンリングが使用不可だとか(ROTOR OPCチェーンリングは可)
③SRMやCinqoに比べるとゴツく、その分重量も数十gだが重い。
またチェーンリング交換時は一々スパイダー外しを使いパワーメーターを外す必要がある(クランクに付いたままだとバッテリーケースに引っかかる)
④使用バッテリーがCR2450"N"というバッテリーで日本ではほとんど売っていない(アキバにある電池専門店や電池通販サイトにはあるらしい)
ただ海外から送料込みで10個セット2千数百円で買えるのでそこまで気にはならない
いくつかの問題点はあるが価格面や機能面での利点がそれらを上回る
まだ日本では公式な取り扱いが無いため、使用者が非常に少ないので購入時は人柱になる覚悟が必要だが非常に良い買い物をしたと思う
価格評価→★★★★★(クランク型としては激安)
評 価→★★★★☆(冬の低温環境でどうなるか)
年 式→2012
実測重量→264g