購入価格 ¥30,000円程(関税等含む)
昨秋、LED LENSER P5(90lumen)の2本差しに色々な点で不満を覚え
200lumen以上で当サイトの評価が高く、
かつ「これさえ買っときゃ、もう物欲は刺激されない」ライトを物色中、
候補の一つ、Light and motionの製品がモデルチェンジしていたので
(6cellのseca1400は3cellのseca1600に、seca700は3cellのままでseca800に)
年末に購入し、今年夏より使用開始。
800lumen、400lumen、200lumen、フラッシュの切り替えで
ランライムはそれぞれ2時間、4時間、8時間、100時間。
全体のシステム重量は340gほど、ライト本体は100g程度なので
ハンドル周りは軽くなり、見た目もスッキリ。
200gのバッテリー部分はマジックベルトでフレーム本体にくくりつける方式だが
トップチューブでは邪魔に感じるし、重いものは下方が望ましい。
ダウンチューブだとシフトワイヤーをくぐらせて固定するのが面倒で
あれこれ試行錯誤した揚句、今はボトルケージに差した蓋無しツールボックスにほうりこんでる。
使用環境は完全な日没後、帰宅車両もだいぶ減った街路灯がある市道、
及び両側に田畑が広がる真っ暗な舗装された農道がメイン。
1、中央のスポット部分と周辺光にそれほどの差異は無い様な、あくまでもフラットな配光で
2、上下・左右、とても広い範囲に照射される。
スポット部分がはっきりしないためか、対向車にすれ違いざまクラクションを鳴らされたり
歩道や路側帯の歩行者、対向自転車から眩しそうな素振りをされたことはない。
歩行者の全身を均一に青白く照らしているのが良ーく分かる。
また、同一進行方向のママチャリなど自転車の追い越し時には
後ろから音もなく原付や自動車が接近している、と勘違いさせているみたいで
高い確率で(後方確認のため)振り返らせています。
真っ暗な農道においては、その広範な左右の照射により
P5×2本にはあった
「照射された路面のラインを外れたら真っ暗な海に落ちてしまいそうな怖さ」がまったくなく
見知らぬ農道も安心して走行できます。
配光においての唯一の不満は、
上方に光が飛びすぎていて、フラット配光であることもあり、
(表示されるlumenほどには明るくない?)、そう感じるようになった所でしょうか。
例えば
交差点やその手前にある5メートル以上の高さにつり下げられた大きな道路案内標識でも
10mほどの距離に近づいてもまだ、全体を照らしています。
だから、その分は道路を照らしてほしい…、というのが正直な感想。
ゆえに、私自身の使用環境下では200lumenで使用することはなく
400lumenをメインに適宜800lumen、フラッシュを使い分けています。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→2012年
カタログ重量→341g