購入価格: ¥1,350 (税込)
標準価格: ¥1,512 (税込)
『取り付け位置を自由に選べるので使いやすい。デザインがシンプルなので、取り付け後の見た目も損なわない』
■ 現在はヘルメットやバックパックに取り付けて使用
ANTAREX EZ1 TAIL LIGHTは、小型・軽量のコンパクトなリアライトだ。裏側にクリップがあるので、サドルバックなどに取り付けることが可能。付属のシリコンバンドを使えば、シートポストに取り付けることもできる。
ライトの中央部は柔らかい素材でできており、ここをクリックすることで、点滅(早い)、点滅(遅い)、常時点灯と3つのモードを使い分けることができる。使用する電池はCR2032が2枚で、明るさは控えめ(125カンデラ)だが、その分電池は持つ。取り付ける位置によっては、この明るさでも後方への十分なアピールになる。簡易防水性も備えており、数回の雨天走行でも浸水による故障はない。
ANTAREX EZ-1 TAIL LIGHT
さて、私はこのライトをずっとサドルバッグに取り付けていたのだが、ライトを取り付けられないタイプのサドルバッグに替えたので、現在はヘルメットやバックパックに取り付けて使っている。
このライトはアジャスターのない街乗り向けのヘルメットとは相性が良く、私はGIRO REVERBやCARRERA FOLDABLE HELMETに取り付けて使っている。このライトの背面にあるクリップは、25.4mmくらいの幅のストラップなら取り付け可能。私はINSIDE LINE EQUIPMENTのバックパックに取り付けて使うことも多い。
ただ、バックパックを背負った状態で、このライトをヘルメットに取り付けると、バックパックの上部(ロールトップ)にライトが隠れることがある。前傾姿勢が低い車種では特に隠れやすいようだ。だから、バックパックを背負う際には、可能ならヘルメットではなくバックパック側に取り付けた方がいいかもしれない。
ヘルメットやバックパックに取り付けて使用。アップライトな姿勢のクロスバイクなら特に後方にアピールしやすい
私はこのライトを走行中に落として買い直したことがある。ライト背面のクリップには脱落防止用の爪があるが、取り付け部に爪がちゃんとかかっているかをチェックする必要がある。その後は脱落しておらず、爪のかかりが浅かったこともない。脱落は偶然だったのかもしれない。
ANTAREX EZ-1 TAIL LIGHTは、メインのリアライトとしてはやや非力だが、背面のクリップを使って取り付け位置を自由に選べるので使い勝手は良い。また、小型・軽量であり、連続点灯時間や防水性にも優れ、低価格ながら完成度は高い。同様のライトは他にもあるが、このライトのシンプルな形状は、ヘルメットやバックパック、サドルバッグのデザインを損なわないというのも大きなポイントだ。
価格評価→★★★★★ (コストパフォーマンスに優れる)
評 価→★★★★★ (取り付け場所を自由に選べるのが便利。壊れにくくデザインもシンプル)
<オプション>
年 式→2012年
カタログ重量→12g(本体)、8g(シリコンバンド)