26インチ用、トラベル100mm、リモートレバー無し
・購入価格 ¥19,500 (ヤフオク)
・使用期間 : 9ヶ月
・使用環境
車体: ARAYA MuddyFox 650B 2014
ホイール: WH-M785-27.5
タイヤ: MAXXIS CROSSMAX 27.5x2.1
・用途
里山トレイル、林道ツーリング

◆要点
・26インチ用だが27.5インチでの使用もなんとか可。
・性能は全く文句なし。デザインも実物を見るとそれほど悪くない。
・「迷ったらEPICON」に間違いはない。
◆購入経緯
今年初めデザインに一目惚れして買ったARAYAのMuddyFoxは昔懐かしフルリジッド。当初は行っても林道ダートくらいと考えていたが、突如トレイル開拓に目覚め購入後わずか二ヶ月でサスの導入を決意。以前からコスパの良さで定評のあったエピコンに狙いを定めるが、当時27.5インチ用は国内定価での販売しかなかった。 Mtbr.comのスレッドや個人ブログなど海外サイトを読み漁った結果、26インチ用でもギリギリいけるかもということが判明。無理だったという書き込みも数件あったが、そうなったら再度オクに即リリースしようということで勢い任せにポチり。
◆外観
購入前の画像ではあまり気に入らず、値段が値段だから仕方ないか…と思っていたが、いざ手元に来るとなかなかどうして悪くない。でかでかと書かれた「EPICON」の文字も組み付けてみるとそれほど安っぽい感じはせず、XTホイールのロゴとどことなく調和している。作りの安っぽさもこれ単体で見る分にはそれほど感じない(10万クラスと並べると差はあるとは思うが…) ただ正直ブレースやサイドの"SR SUNTOUR”は無い方が良かったかな。

◆性能
オフロードで使えるちゃんとしたサスはこのEPICONが初めて。なのでFOXやその他有名所と比べてどうなのかはわからないが、荒れた林道のダートや根っこの連続するトレイル、岩場の下りのドロップオフなど一通りそこらの山を走って出会う環境に対して全く不自由なく役割を果たしてくれている。動きもスムーズでタイヤが路面に吸い付く感覚を確かに実感できる。特に私の場合はリジッドからの変更だったので、エピコンに換装して初めて馴染みのコースを走った時の感動はとても大きかった。
サグはメーカー推奨では15-20mmとなっていたが、体重68kgの私の場合気持ち多めの23mm程にすると自分が挑める最大のドロップオフでギリギリ底付きしない程度となった。

ちなみにこれが27.5x2.1のタイヤでのクリアランス。
どうやら幅が2.3以上になると干渉するようだが激しいダウンヒルをするわけでもないので無問題。
泥ハケの悪さは少々気になるが、悪いと言ってもたまに枯葉が挟まる程度で、逆にタイヤに張り付いた粘土質の泥の固まりなどはこそげ落としてくれる。そもそも26インチ用に27.5を履かす想定外の使い方をしているので文句を言うのがお門違いというものだろう。
結論としては、里山の山サイ程度の使い方では必要にして十分。2万円という値段を考えると…というか、たぶん8万出してFOX買ってこの性能だったとしても文句は言ってなかったと思う。(変な話これがサンツアーではなく別のブランドから同価格で出てたなら今の倍は売れてたんではなかろうか…)
価格評価→★★★★★(迷わず満点)
評 価→★★★★★ (欠点が見つからない)