購入価格 ¥3,980
PBと言えばPrecisionBits、PrecisionBitsと言えばPB。
いやマルチクラフトドライバーじゃね?と言う意見はこの際謹んで却下するw
そのPrecisionBitsを使えるようにした携帯工具。
その昔、TOPEAK Ratchet Rocket RXのビットをPrecisionBitsに変更して悦に入るバカレビューが存在したw
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4634&forum=82#forumpost7341バカと言いつつ、出先での安心感を求めて本人は大マジメにやっているのだがw、
これをもっと洗練されたやり方で、PB本人が作ってしまったのがこのツールと思えば良い。
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ビットは8種類。
マイナス、プラス、ヘクスローブ、及び2mm・2.5mm・3mm・4mm・6mmの六角。
レンチ自体は5mm。
一番右に見えるのがこのシステムのキモで、マグネットアダプター。
これを介してレンチのビットをジョイントすることでPrecisionBitsを使えるようにしている。
両サイドにはタイヤレバーがはめ込まれている。
この辺はTOPEAKと同じ発想。
硬質なプラスチックで出来ており、ホイールを傷つけることなくタイヤの脱着が可能。
とは言え、さすがにおまけ要素で些か小さく、それ専用であるところのレバーに比べると、
当然ながら力を入れづらい。
ま、あって悪いもんじゃないから良しとする。
赤いホルダー部分であるが、青、黄、黒もあるらしい。
これで緑と桃と白があればローゼンm
ビットとレンチをマグネットアダプターでジョイントするのは至って簡単。
この順番で差し込めば、ビットもレンチもアダプター内に仕込まれたマグネットで、
チャキっと保持される。
ナットを回して固定、とかそーゆーことをしないので、極めて簡単。
カチッと固定される、のでは無く、チャキっと保持される。
この微妙な違いがお分かりになるであろうか。
レビューを書いていると分かる、この日本語の難しさ、嗚呼(何言ってんだw)
ちなみに振り回しても落ちない。その程度の保持力はある。
もちろん、ショート側・ロング側どちらでもジョイント可能。
ドライバービットはロング側にジョイントした方が使いやすい。
この辺はラチェットレンチではマネ出来ない利点。
なお、カタログ重量は98g。実測もジャスト。なかなか軽量である。
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使用感はと言うと言うまでも無くPrecisionBits。
吸い付くような安心感。
ただ、先に書いたマグネット保持の為、ジョイント部に多少のアソビがある。
ラチェットレンチで使っても似たようなものだが、ヘキサレンチのようなダイレクト感は無い。
もしヘキサレンチで携帯・高性能をお求めならば、同じPBの210Bなんてのが良かろう。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5612&forum=82#forumpost9266特筆しておきたいのが、ツールをホルダーから取り外すのに力が要らない、と言うこと。
レンチを外すのも、タイヤレバーを外すのもさしたる力が要らない。
もちろんビットはケツからレンチで押してやればするりと抜ける。
が、ホルダーにホールドする限りは、全てのパーツは外れ落ちることはない。
これは、出来るようでなかなか出来ないこと。大変感心した点である。
欠点はあるだろうか。
欠点と言うほどでも無いとは思うが、使えるまでに多少の時間を要すると言う点。
これはラチェットレンチ系(どんな系だよw)でも同じだが。
つまり、レンチを外しビットを押し出し、レンチとビットをジョイントして初めて使えるわけで、
そこには組み立て時間が必要なわけだ。
この辺は引き出したらすぐ使えるツール類には適わない。
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値段が高いと言う意見もあるようだが、自分はそうは思わない。
このビットだけで2,500円くらいする筈だ(調べてないけどw)
この値段で、出先で安心してバイクメンテが出来るならお安い買い物だと思う。
当たり前だが1/4ヘックスのビットなら何でも使えるわけで。
つまりこれ全部使える。
BitBox
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4512&forum=82#forumpost7055と記念撮影www
価格評価→★★★★★ この安心感ならば高くない。
評 価→★★★★★ 出先でも妥協しないアナタにw