栗村修の気楽にはじめるスポーツバイクライフ
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いわずとしれた宇都宮ブリッツェン監督の初の著書。タイトルと序文からは「初心者向けの肩に力が入らない入門書」を狙ったようですが、ある程度は自転車に乗ってる人が「栗村修の自転車コラム」として読んでも楽しめるのではないかと。
ほぼすべてのページで、見開きの右側に栗村氏の文章、左側にはイラストか図か写真が載る統一されたフォーマットになっています。水増し感がなくはないですが、ちゃんと文章に沿ったイラスト(図、写真)なのでOKです。
他の本や雑誌でも読めるような「スポーツバイクの種類」や「自転車に必要な小物」などで栗村氏の本で紙幅を費やすのは正直に言って勿体ない、と思うのは「他の本や雑誌」を読んでいる人間の勝手な感想かもしれません。 逆に「信号待ちの時はシャンゼリゼを想え」「立ちごけの誤摩化し方」など、独特の視点でのコラムはとても面白いのですが、全体に占める量はそれほど多くありません。
価格評価→★★★★(図書館なので) 評 価→★★★☆☆(入門書としても自転車コラムとしても中途半端)
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