[FRONT] AKSLEN コブラ

購入価格 ￥3.230（シルベストサイクル）

レビュアーにも好評のHL-90よりさらに明るいコブラというものがAKSLENより発売されていることを知り、どんなものだろうと購入してみた次第です。
http://www.unico-jp.com/new_item/bikelight/1054/

詳細スペックなどはメーカーサイトを参照していただくとして、それ以外の部分と実際に使ってみた感想をファーストインプレッションしてみます。
ブラケットはHL-90などと共通品を使っているので説明は省きます。
しかし、このブラケットは優れものでコラム中央にライトをセッティングできるのが素晴らしい反面、フロントバッグをつけていると途端に装着位置に困ります。オーバーサイズのフォークコラムやフォークに取り付けようにもつかなかったり、スポークとの隙間が狭すぎてズレようものなら破壊されかねません。別売でベルクロタイプのブラケットCH-10などを使用するしかなさそう。一般的なオフセットゼロのブラケットも用意して欲しいところ。



裏蓋はコインで開けるタイプ。さらに本体から伸びたロック機構によって裏蓋が衝撃で外れたときにもすぐには脱落しないようになっています。もしかするとこのロックで機密性を増しているのかもしれません。

蓋を開けると基盤が見えるのはHL-90と同じ。


自転車に取り付けてみたところ。
たしかにすっきりと収まっています。

実際に使ってみての感想。
明るさも無理をせず光量を確保しているのはさすが。街中ではフルパワーの必要性はほとんど感じませんでした。外灯なしの真っ暗闇では走行していないので確証はありませんが、20キロ程度で走行する分には何の支障もなさそうです。

スイッチはかなり強めに押し込んでわずかにカチッという感覚がある。上から人差し指で押し込むだけではまずブラケットがしなり、壊れはしないだろうとは思うものの、やはり手全体で包み込むように支えながらモード切替することになります。
スイッチを押すごとに点滅＞シティエコ（一灯）＞フルパワー（三灯）＞オフに切り替わるのも従来品と同様で、要改善点でしょう。途中にオフが入るため使いにくいと感じました。そうそう頻繁に切り替えるものではないのかもしれませんが、長押しでオフのほうがやはり便利です。

余談ですが三灯になってどこかでみたことあるフォルムだな、と思っていたら愛用しているフィリップスシェーバに似ているのだと気づきました。


ランタイムについてはまだ調べていませんが、公称通りフルパワーで5時間（エネループで4時間）持てばかなりのコストパフォーマンスでしょう。ちなみに今年3/21からHL-90は値下げして定価2982円になっています。こちらもやはり魅力的ですね。
コブラについてはレビューする予定です。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★☆　ブラケットの使い勝手に多少不満があるので
＜オプション＞
年　　　式→2012年3月発売
カタログ重量→　91g(アタッチメント込み、電池除く)g(実測重量136g)電池、ブラケット込み

数日間使用しての感想です。
明るさ、夜間の使用においてこれといった不満はまるでありません。
中心部分のみの光量をあげて1500カンデラと謳っているのではなく、自転車用に周辺の視認性も考慮した上での配光になっています。
重箱の隅をつつくならば、完全に均等な配光ではなく、周辺にある程度のムラがありますが、気になるほどのものではなく、実用上は全く問題ありません。


訂正：
上のレビューでオフセットゼロのブラケットも用意して欲しい、と書きましたが
ツイッターを通してユニコさんから別売アタッチメントCP-40P（定価525円税込）があると教えていただきました。
http://www.unico-jp.com/aks_parts.html#cp-40p

訂正してお詫びいたします。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★☆

購入価格 ￥378

新たにレビューすべきか迷いましたが、いたずらに項目を増やしてもと思い追記としてここにしました。
ハンドル周りに取り付けることができず、フォークコラムに取り付けることができるアタッチメントを購入しました。
取り付け自体はなんなく完了。しかし大きな欠点が。
ちょっとした段差でライトが下を向いてしまうのです。ＭＴＢへの装着なのですが、段差と言っても数センチ程度ですし、ロードに乗っていた癖で段差手前ではスピードを落とす癖が付いています。
速度にして15ｋｍといったところでしょうか。フロントサスが付いているのでたまに歩道から15ｃｍほどの段差を降りようものなら間違いなくライトがおじぎします。
角度調整のねじをかなり強く締めてもこの現象は直らず、使用を断念しました。これがコブラそのものの重量によるものなのか、アタッチメント自体の締め付け強度設定によるものなのかは不明ですが、本体付属のアタッチメント（CU-52P (CU-50P同等品)）をフロントフォークに装着したときにも同様の現象が起きているので、前者が原因であるような気がします。
ライトそのものはとても気に入っているものなので残念です。

価格評価→★★☆☆☆
評　　　価→★☆☆☆☆

購入価格 ￥378

上のレビューに対して、ユニコの担当者がコメントをくださいましたので下に記載します。
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AKSLEN日本総代理店、株式会社ユニコのネット担当Bikeguyです。

CF-10に限らず、AKSLENのアタッチメントの固定ボルトは指でつまみを回すだけでなく、プラスドライバーを用いて回すことも可能です。

振動が強い場合など固定力が必要な場合は、プラスドライバーを用いて強く締め付けてください。

引き続き、ご愛用いただきますことをお願い申し上げます。
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これは自分が全く気づいていなかったのですが、このアタッチメントにも、純正でついているブラケットも、締め付け用のネジは手で回すことが出来るのが魅力のひとつです。

手でめいいっぱい締め付けても簡単な段差でライトがお辞儀してしまうのは仕様だと思っていましたが、ネジの中を覗くとドライバーで締められるようになっているのは指南いただいて始めて気が付きました。

AKSLENの該当ページ
http://www.unico-jp.com/new_item/bikelight/1054/
そのご注意の8にも

アタッチメントの固定ボルトは指でつまみを回すことで着脱可能ですが、振動が強い場合など固定力が不足する場合は、プラスドライバーを用いて強く締め付けてください。

と書かれています。完全な見落としです。

早速取り付け、ドライバーで締め付けました。手でだけの力では鳴らないようなゴムのギュっという音がするまで締めます。問題は照射角度を決めてからでないと、調整するのにドライバーが必要になることですが、そのくらいは仕方ないでしょう。

近所を10kmほど走行してきました。
交通量の多い国道だったため、必然的に自転車走行可能な歩道に入ったり道路に出たりを繰り返し、その際20ｃｍほどの段差を15km/ｈで降りたり、わざと軽く前輪を浮かせて衝撃を加えたりもしました。

結果、これまで抱いていた失望はすべて払拭されてしまいました。
全くズレません。これなら問題なくメインのライトとして使えそうです。

あとはどれだけ耐久性があるかだけですが、それは今後使い続けて結果をご報告する予定です。

最後に、AKSLEN日本総代理店、株式会社ユニコのネット担当Bikeguy様、わざわざ１ユーザーの認識の甘さを正してくださり感謝します。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★☆(耐久性についてはまだ不明のためひとつだけ減らしておきます）

購入価格 ￥3800

通勤バイク用に購入。
照射範囲と明るさ、ランタイムのバランスが良く、使い勝手が良い。
単3電池が使え、バッテリー残量警告インジケーターもあるのだが…

朝の通勤中、ロードバイクで走行中、舗装の継ぎ目を越えた時、なんでもない衝撃でブラケットが折れた。
吹っ飛んでいくライトとエネループ。車が来てなくて良かった。

ステム前にマウントできるブラケットは見た目がスッキリして良いが、強度的にはかなり不利。
前のモデルでも散々ブラケットが折れたので警戒していたのだが、やっぱり折れた。

ブラケットの造りはライト本体と同等以上に重要だと思う。
壊れたライトは交換してもらったものの、真っ暗な夜道で同じことが起こったら…と思うともう使う気になれない。
自分の、そして道路を利用するすべての人のために、使うべきではない製品。

ライトの性能はバランスよく使いやすいだけに、本当に残念である。

価格評価→★★★☆☆　普通
評　　　価→☆☆☆☆☆　ブラケット弱すぎ。しかも2度目。