購入価格 ¥26250 (国内通販)
はじめての調光レンズサングラス。
これまでに使用したことのあるどのサングラスよりも軽い。
レンズは大きめで、サイド・ボトムにフレームがないのでOakley Jawboneよりも視界は広く感じる。
ノーズはかなり自由に動かせるので、ずり落ちてこないよう自分にとってのベストポジションを模索できる。
テンプルが締めつけられる感じもなく、フィット感・装着感は上々。
調光性能も特に不満はなく、外に出ると十秒足らずで透過率が下がる。
「NXTクリアグレー調光」というレンズで、光透過率は約80%~20%。これ一本で全てのシチュエーションに対応できる。
と、これだけなら良いことづくめなのだが、このレンズ、光学性能があまり良くない。顔を上下に動かした時や、ちらっと横を向いた時など、瞬間的に像面歪曲が現れる。カメラで言うと、安い広角レンズの周辺部で像が流れるようなあんな感じだ。
そんなふうに像が歪むのは一瞬で、我慢出来ないほど不快なわけではないのだが、少し危ない感じはする。また、ライドの後に帰宅してから目がいつもより疲れている感じがあった。ひょっとすると脳が歪みを補正しているのだろうか?
この光学性能の低さは、zerorh+だからなのか、調光レンズだからなのか。zerorh+も調光レンズもどちらもはじめてなので何とも言えないが、絶対的なレンズの質はオークリーに劣る気がした(但しオークリーの調光レンズを使ったことはない)。
軽量でフィット感も悪くないので、このサングラスを全否定する気にはなれないが、調光タイプのサングラスでもっと安価でもっと性能も良いものがきっとたくさんあるはずだ、という印象を持った。
価格評価→★★☆☆☆
評 価→★★★☆☆ 歪みがちょっと残念
<オプション>
カタログ重量→ 26g(実測重量 28g)