購入価格 ¥失念
あっという間に旧品になってしまった6650番台のシルバー(S)アルテグラ。
いまさらレビューしてもこの手の眩しい製品に興味を持つ方以外には詮無しですが、レビューしておきます。
クランク長は長年親しんだ172.5㎜。ホローテックⅡのBB勘合は、確実です。左クランクの固定は2本のボルトで行います。指定トルクは12~15Nmですので、10センチポイントに13kgが加わるのをイメージして手勘で締めます。この手の小さいボルトは慣らし後に増し締めが必要となるものですが、一度増し締めしてあとはホッタラカシ。
現在、百花繚乱のBB規格に各社の思惑が透けて見えて面白いですが、ホローテックⅡのような完成度の高い機構は、そう簡単にはなくならないでしょう。
グルグルまわした感触ですが、何のストレスもなく、普通に回ってくれます(アタリマエカ・・・)。塗装前にフェイスが出ているのが確認されていて、組んでみてちゃんと回ればBBフェイシングなんてやらない私ですが、ハンドメイドのスチールフレームへの収まりはズバリ正確で、何ら問題なし。BBフェイスに塗装が均一にくっついた状態で組みつけて、そのまんまなんです(笑)。
剛性感も十分。でも、10数年乗っている65アルテとの比較で言うと、・ ・ ・ 違いなんて、 わ か り ま せ ~ ん 。
くっつけているフレームは同じスチールですが、素性がわずかに異なるので、クランク自体の感触がどうかまでは良くわからない。でも、シロートの私にはどっちでも同じでしょう(というか、気にしたこと無い ・ ・ ・ いや、硬いかな?)。
Q値もシマノの従来品を踏襲しているようで、何も考えずに乗れるのがうれしいですね。見た目も回し心地も、さすがシマノ、ちゃんと出来ている、としか言いようのないスバラシイ製品です。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆
年 式→2008