購入価格 ¥2,900
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毎年春と秋の各1ヶ月ほど、人相が変わる程まぶたが腫れる系の花粉症持ちです。
これまでは「まぶたが腫れるんだから」と、アイウェアでの花粉防御に注力してきました。
また、普通の不織布マスクもつけて自転車にも乗ってみましたが、湿気でビチョビチョになって使い物にならなかったため、今年はスポーツマスクを試すことにしました。
Webで物色したところ、ResproとSWANSが出てきましたが、ランニングコストを考えてSWANSにしました。
Respro:5000円、3000円/2枚 (本体、替えフィルタ)
SWANS :2900円、1250円/5枚
SWANSでも何種類かありましたが、今までの首後ろに加えて、後頭部に回す2本目のベルトが追加された新モデルSSM-04にしました。2本のベルトの方が、より密着度が高いとの考えです。
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初日、いつものように小さい峠ありのルートで通勤です。
走り始めは不織布マスクに比べて口の前に大きな空間があることから、非常に快適でした。
しかし峠に入り呼吸が荒くなると、湿気で吸いづらさが気になり、「アイーン」の口をして、意図的にあご下に隙間を開けるなど、走りには集中できない状況です。
更に峠のピークに近づいて心拍が高くなると、酸欠になりそうな苦しさから、立ち止まってマスクを外そうとするもなかなか外せず、少々パニックになってヘルメットまで引き剥がしてヒーヒー悶えてしまいました…。
2日目以降、初日の反省をふまえて、抑え目で走ります。苦しくなっても、あご下を指で開けるとなんとか楽になりますが、やっぱり片手は危ない。更には隙間を開けると、アイウェアが曇るので、こちらも危険です。
日に日に強度を抑えてみましたが、まだ通勤ルートですらマスクをつけっぱなしで走り切ることはできません。
心肺機能の増強が先か、花粉症の飛散が下火になるのが先か…
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装着方法は、首後ろのベルトがマジックテープ式、後頭部がゴムバンドをアジャスターで調整できるタイプです。ゴムバンドをヘルメット後頭部のアジャスターに引っ掛けると、ずり落ちなくて良いです。
サイズはSM(小顔)とML(普通)の2種類ですが、173cm 54kgの私に、MLサイズは大きかったようです。マジックテープの範囲内ではブカブカで使えず、ただの布地部にフック部を引っ掛けて使っています。本来の強度は出ていませんが、苦しい時に素早く外すためには逆にいいかもしれません。
フィルタの上部にはアルミバーが付いており、最近のマスクと同様に鼻の形にフィットさせられます。しかし息が荒くなって口を大きく開けると顎に引っかかって全体が下にずれます。
口を開いた状態でマスクを顎の上に乗っけると、息もしやすくて鼻も密着して調度良いです。でも口を開けっ放しだと、唾が飲めません…。
いまだにベストポジションが見つかりません。
ちなみ、私の印象は「湘南爆走族のマスクしてる人」でしたが、妻が言うには「カラス」だそうです。最近では1歳半の息子が「カーカー」と出迎えてくれるようになりました。
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肝心の花粉症への影響ですが、周りの花粉症仲間が反応している中、3月5日現在症状は出ていません。
今年の花粉が少ないのか、インフルエンザ予防で早めにつけ始めたマスクが効いているのか、それともついに花粉症を卒業したのか?なんとも判断のしようがありません。
花粉症の症状を抑えて自転車も楽しむためには、桜の咲く頃までつけ続けてみようと思います。
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価格評価→★★★★☆ ワンシーズン5000円で効果あれば安いもの
評 価→★★★☆☆ 花粉症が抑えられれば見た目なんて気にしない