購入価格 ¥13650(定価)
2007年の夏頃XTRのビンディングとマウンテンバイク用のSPDシューズにてロードに乗り始め、翌年LOOKのKEOと一緒に購入した初ロードシューズです。この度あたらしいのに買い替えたので、3年半、3万キロ弱走った状態をレビューしてみます。
LOOKのKEOのレビューはこちらです↓
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=980&forum=44#forumpost5746なんだか当時ものすごく感動しています。しかし、こういう感動は慣れてしまうもので、徐々に片面踏みでもクリートを難なく入れられる様になり、まるで自分の身体の一部の様に使い込んでいました.
【三年後の姿】
新品の時はウルトラマンみたいでカッコいい(銀色なので)と思っていたのですが、見事に煤けています。ただ、今もそうなのですが、僕はこの靴のデザインは割合好きです。今のシャチみたいなデザインのはどうも.....田舎の高校生が無理してオシャレをしているぎこちなさを感じてしまいます。シマノなんか所詮シマノなので、オシャレのメッカイタリアンブランドと真っ向勝負しようとしても外すだけです。
買い替えの一番の理由はココ、ベルトのところが反ってしまい、十分締める事ができなくなりました。カチカチっと締め込む部分(ベルトで言えばバックルの様なところ)はボルトで固定されているので交換できそうなのですが、ベルト(バンドかな?)はシューズに縫い付けてあるので交換できません。まあ、こういうの3万キロも使う人もそう居ないはずですが、できれば両方交換できる方が良いですね(スキーのビンディングは両方交換できます)
このシューズの特徴はつま先とかかと意外はほぼ「メッシュ」だということなのですが、メッシュも伸びてきています。バックルで締め込んでいくとシワになっています。上述のラチェットの摩耗も、メッシュが伸びるのでどんどん締め込んで起こったのだと思います。なんとなく、今の仕様距離の半分、概ね2シーズン目で大分伸びてきたな?と感じ始めました。
つま先、これも信号待ちの度に右足だけは開放しますので道路に擦って減って行きます。まだ貫通はしてないけど、ボロっちくはあります。
裏もこの通り、かかとのところはすり減って原型を留めていません。こういうのを見ると街中から自走する週末のサイクリストには高価なソールのシューズはいらないなとも思います。ちなみに今は冬場なのでそうでもありませんが、夏場はソールもグニャグニャです。はじめは硬いなあと思ってましたがさすがに草臥れて来る様です。
あらためて全景.はじめは細身の形状でしたが、脚をいれるところ と つまさきが広がり「ひょうたん」の様な形になってしまいました。まあ、3万キロ弱使っているので当然と言えば当然です。
【総評】
このモデルは現行だと、SH-R087Gあたり、、、つまりスポーツサイクリング用のシューズで、これより下位のものはマジックテープのみで脚を固定するタイプになります。これより上位のものは幾分価格も高くなる様に感じます。
そうこう考えるとすこし伸びてきたなと感じつつもだましだまし、3年半/3万キロ弱使えたのは結構すごいことだなあと思います。もっと軽い製品の場合、多分、耐久性とのトレードオフになりそうですし、もっと硬いものは、どうしても峠等へのアプローチで街中でストップアンドゴーの多いところを走る僕にはもったいないとも感じます(カーボンソール減るだろうなあとか...)。
メーカーとしてもここまでの使用を想定してなかったと思いますが、今まで決定的な不具合も無く使い続けることができました。いままでおつかれさま!とシューズをねぎらいたい気分です。
月曜ゴミ回収なので、追悼の意味を込め、ココにレビューする次第なのですが、、これ以上のモノも僕にはいらない気がするので、新しいシューズはメーカーは違えどほぼこれと同グレードのものです。ランニングシューズのショップでインソールの成形ができる様なので、シューズはまあぎりぎりスポーツ用とし、インソールにお金をかけてみようと思います。
価格評価→★★★★★(実際は定価ではなく2000円くらい値引があり十分満足)
評 価→★★★★☆(軽さなどの付加価値はありません、今までお疲れさま)
<オプション>
年 式→2007
カタログ重量→564g