購入価格 ¥4,000(100km及び50km。160kmは¥6,000)
静岡県は伊豆半島に流れる狩野川沿いを中心としたサイクリングイベント。
2000年から始まり、今年で12回目。
主催は伊豆の国市観光協会、狩野川100㎞サイクリング実行委員会。
今年で3回目の参加。
第10回大会より前日に標高差合計約1300m、60kmのヒルクライムが追加され、最長2日間で160kmのサイクリングとなる。
基本的にサイクリングであってレースに非ず。
年々参加者が増え、今年は800人を越える参加だった。
・全般
毎年少しずつコースの変更がある(これは狩野川堤防を利用するため工事で通行出来る区間が変わる事を含む)が、基本的に舗装路を走る。
チェックポイントが設けられ(100kmの場合ゴールを含め7箇所)、区間は平均して15~20km程となる。
100kmコースは前半の約50kmを標高差合計約450m程度のコースとほぼ平坦な約50kmの100km、50kmコースは後半の平坦部のみ。
【スタート地点】
参加する自転車も様々。
ハイエンドなロードも居ればシングルギアのママチャリも居るし、クロスやMTB、ミニベロも多数居る。
上の方でも書いたが、基本はサイクリングであり、計測も無いし自分のペースで走るのみ。
観光半分でカメラを片手に走るも良し、淡々と走るもまた良し。
ただ、折角風光明媚な所を走るので、出来る事であれば景色を楽しんで欲しいものだ。
・コース
ガンガン走りたい競技志向の人には正直不向き。
きっと物足りないだろう。
個人的には家族で走ったり恋人と一緒にというのが良さそうに思う(結構そういう人が多い)。
【狩野川沿いの景観】
・サポート
国土地理院の地図を元にされた詳細なコースマップ(A3が3ページ分)が事前に配布される。
またコース各所に矢印看板が設置され、また多くの交差点や錯誤し易いポイントには地元のサイクリングクラブ等有志のサポートが立っているので間違えはほぼ無いと思う。
年を追う毎にコースも判りやすい所を走るようになったのでミスコースは余程でもなければ無いと思われる。
・補給
各チェックポイントで水と麦茶、飴が設置。
またチェック毎にプラスアルファの補給品もあったりする。
今年はSOYJOYとパンセット、温泉饅頭だった。
勿論昼食も付いている(100kmは中間地点、50kmはゴール地点)。
・参加層
正に大人から子供まで。
老若男女関係なく楽しむ事が出来る。
・感想
個人的には初級者から上級者まで『勘違いしなければ』楽しめると思う。
毎年サイクリングだという事を忘れている集団も中には居るが、そういう人はサイクリングじゃなくてレースに出ればいいのにと思う。
飛ばして走りたい人には正直無理。
道幅がそれ程広くも無いし、そこに多数のサイクリストが居れば絶対的なスピードの持続は難しいし、逆に危険でしかない。
速く走る事だけが自転車の醍醐味ではないと思うのだが…
そういう事を除いては基本的に参加者のモラルや意識は低くは無く、楽しんで走っている人が多いと感じている。
サポート体制も整っているし、個人的にはなかなかに魅力的なイベントだと思っている。
【沼津港大型展望水門びゅうお】
価格評価→★★★★★(サポート体制やらを考えれば十分な価格)
評 価→★★★★☆(気楽に走る事が出来る派なら★+1、飛ばしたい人は★-1で中とって4つ)
↓コースの走行データはこちら(Google Map)
http://g.co/maps/gwkb7