Ashima Carbon Brake Pad Inserts

購入価格 ￥932(Wiggle)



FSA RD-488を導入するにあたり購入(Shimano用)。
ホイールにFSAの専用シューが付いていたので一応そちらとの比較となる。

単価932円というのは、多分カーボン用のシューとしてはかなり安いのではないだろうか。
とりあえず専用シューもあるし～なんていう理由で買ってみたのだがww



シュー全体のデザイン(リム当たり面含め)はほぼShimano純正品と同形状。
面白みは無いがスタンダードと同じというのは対比しやすいので良い。
見た感じはコルクのような色だが、普通のシューと同じような触感で、コルクっぽくはない。

制動性能に関しては心配するような物ではなく、しっかりとリニアな効き方をしてくれる。
その反面削れるのは速い印象。
削れたカスがシューの溝に溜まるので、定期的に鋭利な物で掻き出すようにしている。
リムへの攻撃性に関しては、今現在のところ気になるものではない。
寧ろFSA純正の方が攻撃性は高く感じた。

雨天時には未使用なので効果の程は不明。

なにより気になるのはブレーキ時の鳴き。
最初大丈夫なのかよと思う位ブレーキ鳴きをして焦った。
少なくとも周囲に人が居れば間違いなく振り向くレベルだろう。
まぁ強く握りこまなければ大丈夫なようだが…

今現在予備にもう2セット、1台分用意してある。
当分の間はこのブレーキシューを使い続けてみようと思うし、そうしてもいいレベルの製品なのではないだろうか。

価格評価→★★★★★(カーボン用としてはかなり安価かと)
評　　　価→★★★☆☆(雨天未使用な事とブレーキ鳴りが気になるので★-2)

購入価格 ￥750程度

アシマは日本語っぽいけど日本のメーカーじゃないそうです。海外ではメジャーだとか。
さておき、随分昔に「いつかはカーボン履くぞ！」と思って買いました。
当時はTRPとアシマ、クラークスくらいしか安価に出してなかったので。

いわゆる「焦げ茶色のコルク」というシューです。
実は初期のFFWDに付属した純正シューと同じものです。（今はシューが変わっています）

性能は惨憺たるものです。まず鳴きがものすごい。ブォッォオオオ！キーッ！です。
そして熱が激しい。熱すぎます。平地で軽くブレーキしただけですさまじい匂いが発生し、
その後にリムを手で触ると火傷しそうになるほどの熱。
こんなのをカーボンクリンチャーで使ったら一瞬でお釈迦です。
そして焼けがひどくリムにへばりつく。これが厄介で、一度へばりついたらシューを替えても
焼けを誘発します。
雨天も効きません。

このシューに限らず焦げ茶色のコルク全般にそうですが、「カーボンリムはブレーキが効かない」
という古い定説を作り上げたシューではないかと思います。
メーカーもやっと気付いたのか？この類のシューは今はほとんど消滅していて、かの古い定説も
綺麗に消えています。

ちなみにFFWDで鳴きがひどいと言われた時代がありますが、恐らくこのシューのせいです。
最初期のF5R時代は販売数も少なく、当時カーボンリムを買うような意識高い系は「ペロッ…
これはダメなシュー」と知ってたので誰も使わなかった。けど、F6Rあたりでなぜか爆発的に
売れてこのシューが平気で使われ始め、欠陥が露見し始めたのではないかと思っています。
おかげさまでシューが変更になり、メーカーにも良い刺激になった…かな。

とにかく要注意なシューです。
どうしても使うなら使用頻度が少ないリアに使ってください。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→☆☆☆☆☆