購入価格 ¥不用品流用なので、無料
フロントフォークを手に入れた。
通販だし、下玉受けの圧入も、ステ管のカットも自分でやろう。
パイプカッターがあるので、ステ管をくわえ込み、グルグルと回すが、かすかに刃の擦った跡が付くだけで、それ以上進まない。
仕方ない。
苦手だけれど、金鋸を使おう。
曲がって切れたら困るし、ソーガイドは持っていない。
わざわざ買う気にならないし、どうしよう。
工具箱やパーツ箱を見ると、使用していないハンドルステムが幾つかある。
ハンドステムを鋸の刃の幅だけ空けて二つ向かい合わせにステ管に固定すれば、ソーガイドにならないだろうか。
なんて素晴らしいアイディアだ。
さぁ、やってみよう。
ステムを2つをステ管に固定し、ステ管の下側になるステムには、これまた使わなくなったハンドルバーを固定する。
こうすれば、鋸を使っても、振動でズレることなく床にしっかり固定できる筈だ。
※写真(1)(2)(3)
さぁ、作業開始。
ゴリゴリゴリゴリ……
ガイドがあるからって、切削速度が上がるわけじゃないので、ひたすら地味にゴリゴリ切る。
あぁ、やっと終わったと思いステムを見ると、あぁっ!見事に鋸刃で削れているじゃないか!
二つのステムを見比べると、左側(ステ管下側)のステムは削れており、右側(ステ管上側)は少し刃が擦れた程度。
考えてみれば、ステムはアルミ製。金鋸の刃の方が硬くて強いに決まっているだろう。
切ったステ管を見ると、切り口が微妙に斜めになっている。
まぁ、取付には支障のないレベルだとは思うけれど(写真、取り損ねました)。
もし、次にやるならば、ステ管とほぼ同径の穴を開けた鉄板2枚を、二つのステムの間に挟むなどの工夫が必要だなぁ。
価格評価→なし(敢えて言えば、ステムがダメになったので、マイナスになるのか?)
評 価→★☆☆☆☆(アイディアはいいんだけどなぁ)