購入価格 ¥315(105円じゃないんですが)
サドルの表皮を張り替えてみた。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=8678&forum=15&post_id=14872#forumpost14872 そこで用いたのが、この「工作用ホッチキス」。
いわゆる一般的な文房具「ホッチキス(ステープラー)」は、握力でコ字型の針を紙束に押し込み、押し込んだ後に針の先を折り曲げその紙束を閉じる。
しかし、この「工作用ホッチキス」は、レバーを押し込んで行くと内蔵されたスプリングが圧縮され、一定以上圧縮されるとスプリングが解放され、解放されたスプリングの反発力で針を対象物に打ち込む。
銀玉鉄砲と原理は一緒だ。
サドルに表皮破れがあり、張り替えたいと思いつつ、まず、合皮を入手。
サドルベースに表皮をどう固定するかを考えた。
接着剤もよいが、一般的なサドルがタック止めであるなら、同じようにしてみたい。
そんなことを考えながら、ふと立ち寄ったダイソーで「工作用ホッチキス」を発見。
発見当初は、ホッチキス本体だけではなく、針もなければ使えまい、と替え針が棚に見当たらなかったので、購入見送り。
後日、別のダイソーでは本体、替え針ともに売っていたので、両方購入。
帰宅後、本体を開封すると、なんと針も入っていたのであった。
実際に使ってみると、レバーを握りこみ、反発力が強くなる場所から更に握ると、ガチャン!と結構大きな音とともに、ホチキス本体に衝撃が!
間違って指に打ち込んだら、と思うと怖いくらいの衝撃でした。
プラスティックのサドルベースなんて、簡単に針を打ち込めます。
勿論、サドル表皮も固定できます。
ただし、クッション材が薄いと表皮まで貫通してしまうのではないか、という不安もあり。
針の長さとクッションの厚みと相談しながら使いましょう。
恐らく、表皮の裏に接着剤を塗ってクッション材全体に張ってしまうよりも、ピンと引っ張ってサドルベース裏に針で止める方が、サドルの柔軟性を活かせるような気がします。
最初に購入した時の付属の針一箱でサドルの一つは余裕で張れます。
また、裏から工作跡を見られないような場所なら、椅子の表皮張りなど、家具の補修にも使えることでしょう。
電源、通信ケーブルを柱などに留めるにも使えると思います。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★