購入価格 ¥グループセットによる購入
入門~中級のロードに多く取り付けられているコンポーネントである105。
その実力は既に折り紙付きであると言っても過言では無いだろう。
数年前、5600系が登場した時のグループセットの価格は約15万程したものが、5700系は7万円でお釣りが来るという破格の設定。
『シマノの初期モノは何かある』と、まことしやかに囁かれていたのも今は過去の話となりつつあるようだ。
7900系に始まるワイドレシオ対応化は5700系に関しても違わず、11-28までの対応。
貧脚な上にヒルクライムが多い(望む望まないは別として)土地に住む身としては、ワイドレシオというのは非常に助かる。
さて、使ってみての感想だが、先ずもって感じたのは剛性感が上がったという事。
これは勿論RDのみに起因する事ではないのだが、先代の5600系と比べると剛性感は上がっていると感じる。
それに併せて変速速度に関しても随分と向上が見られる。
逆に製品の外観的な質感は、随分と安っぽくなってしまった。
特に黒に関してはかなり感じられてしまったためシルバーを選択したのだが、言うなれば4500系のティアグラのような質感。
まぁ実を取ったと言えばそうなのだろう。
外観はどうあれ機能的な面では全く問題無く、バージョンアップという点では間違いなく正統進化したものだろう。
RDが5,000円出してお釣りが帰ってくる、いい時代になったものだ。
価格評価→★★★★★(安くなった)
評 価→★★★★☆(質実剛健だが安っぽい外観で-1)
<オプション>
年 式→2011
カタログ重量→221g