[Race & Event] 筑波8耐
某ショップのチームに割り込んで参加させていただきました。
1周約2キロの筑波サーキットを8時間で何週走れるかをチームで競うものです。 選手交代は最低15回する必要があるので、早いチームは30分交代で回して ピットストップの回数を最小限に抑えることになります。
私が参加したのは、入賞を狙うようなチームではなく、マイペースチームなので あまり気負わずに参加してきました。 というか、カエル布教活動の一環として、100均で買ったカエルのアニマルマスク、 カエル柄ボトル、ぶらさカエルグリーンバージョンを投入した、別の意味で気合いが 入ったスタイルでした。
カエル柄ボトルはほとんど目立たなかったでしょうが、カエルマスクは嫌でも目立って いたでしょうし、ぶらさカエルも我が後塵を拝するライダーにそのラブリーな姿を見せ付けた ことでしょう。 しかし、カエル頭の変なMTBに抜かれた人がカエル嫌いになったりしないかが少し心配 だったりする。
コースは、ほぼフラットです。 1コーナーに向かうところが緩い登り坂ですが、足を使う必要はほぼないので、 足の筋肉は使わずに、回転を使って長時間走れるようにするのが、私のような軟弱者の 走り方となります。 体力有り余ってるぜ!って人は、力一杯踏みまくりましょう。
また、スピードが極端に落ちるカーブもないので、一度スピードに乗せてしまえば、 急な加速・減速は不要です。 ストップ&ゴーでライバルの体力をジワジワ削っていくのが好きな人には、不向きと 言えます。
最初に、チームの代表による個人TTが行われます。 個人TTの順位がよければ、スタート位置が前方になる特典がつくので、本気チームは 当然、猛烈な走り方をします。 しかし、頑張ったけど残念な結果になった人は、ただ無駄に体力を消耗しただけという 罰ゲームとなります。
レース前には、なぜかチアガールが踊りを披露してくれました。 過去の大会から継続されているらしいのだが、これはいったい何の伝統なんだろうか? 初参加の私には、全く意味不明な行事です。 夏のクソ暑い中で、アスファルトの上で笑顔を見せながら、踊っているチアガールを 見て、大変だよな~と同情してしまいました。 (チアガールの画像はありませんので、ご了承下さい)
そして、レースは11時にスタートして、19時に終了となります。 ちなみに春は10時スタートだったらしい。
トップチームのスピードですが、1周2キロを3分ぐらいで刻んでいたようです。 早いラップは2分50秒ぐらい。 私はというと、1周3分30秒前後だと思います。 たかだか2キロで30秒の差がつくとは、本気の人たちとは比べ物にならないほどの レベル差があります。
走っている間は当然疲れますがチームで交代して走るのと、コースが平坦なので それほど疲労は溜まりません。 普段の休み日に走っている方が、よっぽど疲れるぐらいです。
走る疲労よりも、むしろ暑さの方が強敵です。 暑さでパフォーマンスが落ちる前に、さっさと交代した方が無難でしょう。
レースが終わると、最終走者全員でウィニングランが行われ、ピット前では 花火が選手を祝福します。 しかし、セレモニーが嫌いな私は、さっさと終わらんのか、などと思ったり そんな花火はいらんから、参加料を少しでも安くならんのかと思ったり。
チームを作れるだけの人数を集めることが出来れば、レースとしての難易度は 低めです。 交代で走れるし、足切りタイムがあるわけではないので、チームの大半が落車して 救急車で運ばれたりしなければ、ほぼ完走できます。
1周が2キロと短めなので、集団を捕まえることが出来る可能性も高いですし、 かといってコース上に、アホほど人が溢れているようなこともありません。 初心者でも参加しやすいイベントだと思います。
難点は終わるのが19時なので、家に帰ったら深夜になってしまう人が多数いると 思われること。
このイベントは既に何度も開催されているので、運営ノウハウが蓄積されているのと、 参加者も慣れている方が多いと思われるので、運営に目立った問題はありませんでした。 とはいっても、私は参加させてもらったチームの人の指示に従っていただけなので あまり物が見えていない状況でしたが。
価格評価→チームとしての経費を含んだ金額しか知らないので評価省略 評 価→★★★★☆(とりたてて悪いところ無し) <オプション> 年 式→2011夏
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