購入価格 ¥13,000位(送料が約3,000円)
TRELOCKから今年発売された充電式ライト。造りは良く、高級感はある。
LEDは外から観察するかぎりCree社のXP-Gと推測される。
電池はLi-ion内蔵で本体後部のミニUSBポートから充電する。
3.7V、4300mAと刻印があるのでおそらく内蔵されているのは18650サイズを2本。
簡単に取り出して交換できる構造にはなっていない。
大きさ、重さは標準的な4AAライトと同等。
スイッチONは本体上部の+ボタン長押し、消灯は-ボタンの長押しで行う。
ONは必ず一番弱いモードで点灯、つまりモードの記憶はなく、
+ボタンで1段階づつ強さが上がっていき、全部で5段階のモードを切替えできる。
ドイツ製でStVZO準拠ライトなので点滅モードはない。
ランタイムは6時間~45時間。
ランタイムと電池容量から計算すると各モードでの消費電力は0.35W、0.83W、1.38W、2W、2.65Wとなる。
上部に液晶表示部がありライトのモードと電池残量が5段階バーで表示される。
電池残量については、使用モードごとに分単位まで数字(xx:xx)でも表示されるので
充電タイミングの目安として非常に参考となる。
肝心の明るさは、一番弱いモードは照らすという意味ではあまり役にたつレベルではない(それでも並の自転車用ライトと
同じくらいの明るさはあるだろうが)ので、ポジションランプ的な使い方になるだろう。
2段目以上は実用的な明るさがあり、感覚的には3段目でほぼIXON IQと同じくらいの明るさに感じる。
配光のパターンもIXON IQと非常に似た感じであり、ライトのすぐ下にほぼ180度に広がる照射部分があるが
あまり明るくは無く、1~3mぐらいまではダークスポットが存在する。
そこから30m先までが運転者目線でほぼ均一な明るさの照射範囲となり路面は非常に見やすい。
添付写真の2番目より下は実際の照射写真である。投稿のため縮小したためExif情報は消えているが
露出は海外の海外自転車サイトのライト投稿写真の基準に倣ってEV2である。
上から一番弱いモード、中間(3番目)のモード、一番強いモードで、ペットボトルは前後が手前から
5m先、10m先、20m先、左右のはそれぞれ中央から2.5m間隔、正面の木、小屋までの距離が約40m。
コンセントからの充電器は別売りで、標準で付いているのはミニUSBコネクタとTYPE-AのコネクタのUSBケーブルのみ
なのでPCからの充電となる。USBポートからの出力は500mAなので満充電には約8時間と長時間が必要。
自分は他のUSBポート付き充電式ライト(後日レビュー投稿予定)も持っていてそれを流用できるので購入しなかったが、
もし当ライトの購入を検討されている方はオプションのコンセント用のも同時に購入した方がいいかもしれない。
ブラケットは滑り止めゴムのついた布バンドを長さを調整して使用するがあまり良くない。
ねじ留めタイプのブラケットもあるようなので次回他のついでに購入してみようと思う。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★☆☆
<オプション>
年 式→ 2011
カタログ重量→ g(実測重量192g)