購入価格 ¥5,400-
1.5リットルのオメガリザーバー(袋状の水筒)と、バッグの二点で構成されています。
リザーバーは給水口をぐるっと締め付けるようにセットされています。これは水を入れ易くて便利。
取り外し可能なのでリザーバーだけ外して他のバッグに移植も可能。
バッグはリザーバーの収納スペース以外にポケットが一点だけ。これが結構狭くて、
僕の場合は詰め込んでも財布と携帯だけで限界でした。
さてこの手のハイドレーションシステムの利便性はイロイロと言われていますが、
便利さで例えるなら切符とSuicaの関係に近いと思います。
ボトルと違って給水中に片手がふさがったりしないので、水を飲みたいと思ったその瞬間、
胸元のチューブをつまんで口に持っていくだけで給水OK。飲んでいる時も両手は自由に使えます。
おかげでコーナリングしながら飲む。デコボコの地形でも走りながら飲む。
変速しながら飲む。飲んでる最中もフルでブレーキをかけられる安心感。
ボトルを扱ってるときにありがちな、走行中フラついたり(車道だと致命的)
ゲージにボトルが入り難くてイライラする事もありません。
また地味にありがたいのが保冷性。意外とぬるくなりにくいのは良いです。
ただし、チューブ内にたまった水はすぐにぬるくなります。
難点は主にバッグにあります。
まず、一個しかないポケットの容量が狭すぎること。
ハーネスの部分が薄すぎてポーチなどが取り付けづらいこと。
背中が多少ヒンヤリしても、メッシュ素材でも、結局は背中がムレること
(ショルダーバッグの宿命か)
概してハイドレーションシステムとしては良好ですが、バッグとしては
容量が悲惨すぎます。もう少し拡張できるような仕様にしてほしかった...
価格評価→★★☆☆☆(4,000円くらいが適正では)
評 価→★★★☆☆(←給水一流、バッグは二流)
<オプション>
年 式→2008年
カタログ重量→ 360g