購入価格 ¥923 (正規価格は¥3076程度)
最初に申し上げておきたいのですが、該当商品はモデルチェンジするのか70%オフにて叩き売られていたものです。同じものを今後購入できるかどうかは不明ですが。
今後買えないものを今更レビューすることの意味ですが「dhbの中で最も安いショーツ」の"目安"としてご参照いただければと思います。
①サイズ:Lサイズにしました。(ウエストを目安にすればM、身長を目安にすればXXLが一番近かったので間をとって。)
レビュアーのサイズ目安としては以下のとおりです。
股下:約95cm
大腿周り:約64cm(一番太いところ。)
大腿骨付根〜膝頭:約60cm
パンツ類のウエスト:34インチ
欲を言えば長さがもう少し欲しかったのですが、まぁ仕方ないです。(ダンシング→シッティングにする時にパッド部がサドルにひっかかるのが嫌なので、ショーツ最下部はやや余裕をもたせて上げ目に履いていることも原因でしょうか。)
②パッド
フカフカです。日本で購入した場合、同価格帯の他製品としてはパールイズミのエントリーショーツ(クエストパンツ)があるのですが、パッドの厚みは比べ物になりません。
<参考:パールイズミ エントリーショーツのパッド。へたれていますが...。>
体重の軽い方からすると無駄に厚いパッドは邪魔かもしれませんが、自分のようにアルミフレーム+巨体派としてはありがたい仕様です。強いて欠点があるとすれば、あまりにもフィットしすぎて、「尻の割れ目に侵略してくる感」があることです。すぐに慣れるとは思いますが、やや興奮...否、緊張します(笑
パールイズミのエントリーショーツの場合は紙オムツ程度の感じです。
③縫製
"Made in EU"です。縫製に詳しい人にパールイズミのエントリーショーツ(Made in Japan)と見比べてもらいました。
dhb「なかなか丈夫+丁寧に縫い付けてある。ユニクロ並。あくまで予想だが、ミシン類が比較的新しいものを使っているらしく見える。"糸の素材と機械の性能で丈夫さを作り出している"といった感じ。」
パールイズミ「例えばパッドの縫い目は伸縮性を持たせられる縫い方がしてあり、作り手の意図を感じる。縫製機械がおそらくそれほど最新のものではなく、dhbに比べるとある程度の技術がないと。」
<参考:パールイズミのパッドとの縫い目(表面)>
自分にはよくわからないのですが、「dhbのはミシンが布を抑えながら勝手に縫うタイプ」で「パールイズミのは人が布を抑えながらミシンにかけていくタイプ」だとか。強いてどちらがいいのかを聞くと「dhbのほう。こういう縫製に関して言えば、機械の性能の向上のほうが強い。」とのこと。
③その他
付属の説明書きによるとパッドは銀イオンを使用する等して抗菌性が続くとのこと。
大腿部のすべりどめは、dhbではおなじみのシリコンです。
<参考:パールイズミのすべりどめはゴムです。2年ほど使ってますが、いまだにほとんどヘタレてないのは驚異的です。>
④総評
とてもいいです。1000円以下で買えたのはラッキーでしたが、割引がなかったとしても十分オススメできます。3枚ローテで1週間ほど履き、うち一回は200km程度のライドもありましたが、いたって快適でした。縫い目が擦れて気になるようなことも自分はありませんでした。(そんなに敏感なほうではないので参考にならないかもしれませんが...。)
試着できないのが難かもしれないですが、よく考えれば日本でレーパン買う時も試着をした記憶ないですしね...。
価格評価→★★★★★(正規価格で★5つ。923円で評価するとあと+15個ぐらいあげたい笑)
評 価→★★★★★(価格を考慮すると★5つでも足りないぐらいだと思います。)
<オプション>
年 式→同モデルは2009年夏からある模様だが、いつ製造のものかは不明。