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皆様お馴染みの超メジャー食品保護フィルム。
元々は武器弾薬を砂埃や湿気から守るために開発された軍事用品で、とある科学者が食品にも使える事に気付いてから食品用として世に広まったとか。
今現在も食品用以外の用途(ある意味本来の用途)に使用されていて、例えば物流業界では荷物の防塵防水の為に巨大なサランラップを巻き付けて梱包するのは割とメジャーな方法です。(※1)
じゃあ自転車パーツにも使えるよねって事で投稿しようと思ったら、マスター様がすでに実践されていたようです。
ビニール袋(チャック付き含む)との違いは
・サイズを問わない
・形状を問わない
・自由自在な梱包形態
・中に入る空気の量を削減可能
・パーツが油でコテコテでも関係なし
・二重三重にフィルムを巻けば結構丈夫
・クッション材になる
・何気に低コスト
とぶっちゃけやりたい放題だ。
弱点は再利用に若干難があるのと、何重にも巻くと中身が分かりづらくなるぐらいかな？
こちらが実践例。
中身はスライドクランクとBBとスライド部のパーツとボルト類。
各々のパーツを個別にくるんだ後で纏めているのでパーツ同士の接触による傷の心配は無い。
グリスでギトギトのBBもそのまま適当にくるんでみたが何の問題もなかった。
錆びやすいパーツに油を塗ってから収納できるのはとてもありがたい。
クランクのような複雑な形状のパーツでも、フィルムに捩じりを加えながら方向を変えていけば容易かつキレイに巻けますよ。（物流業界の手法）
他にも予備のブレーキシューと船とか、
使ってないフラペとかステムとか。
こんな感じでバラバラになると困るものを簡単に纏めて収納しておける。
という訳でとても便利なので、工具箱の傍らに1巻きいかがでしょうか。
価格評価→★★★★★(文句なしに安い)
評 価→★★★★★(超便利)
＜オプション＞
※1の補足
物流業界で使用される巨大サランラップはストレッチフィルムという名称で厳密には材質の違う別商品。モノタロウ等で売ってます。
私もたまに職場で使いますが、デカい重い材質が違う耐熱性能が低い以外は普通にサランラップと同じ使い勝手です。
単価はこちらの方が安いので、フレームやホイールの梱包等に使いたい方はこちらも検討してみてください。
普段は貰い物や余り物のサランラップで十分ですが（＾＾；
