購入価格 ¥3233 (Wiggle)
1" 1 / 8用を購入。
鉄パイプの先端に切れ目が入り、末広がりになっている。これをヘッドチューブ内に突っ込み、広がった部分をヘッドワンに当て、反対側をガンガン叩いてワンを押し出す仕組み。料理研究家の尚 道子(しょう みちこ)氏が考案した「たこさんウィンナー」に着想を得て開発された工具だという事実はほとんど知られていない。何故ならそんな事実はないからである。
パイプのてっぺんをハンマー的なものでガンガン叩いてヘッドワンを押し出すのだが、これが思いのほか大変な作業だった。プラハンマーでは全くダメで、ウッドハンマーに持ち替えてもダメ。最終的には鉄のハンマーで額から汗をだらだら流しつつガーンガーンと親の仇のように打ち付けていたら、ちょっとづつヘッドワンが出て来て、最後にはスッカーンと派手に飛んで行った。
このリムーバー自体、単純な構造で、しかもタコ足の部分は均等にヘッドワンに当たっているようだったので、精度も問題ないようだった。恐らく私の自転車のヘッドチューブとヘッドワンの密着具合が半端ではなかったのだろう。
工具としては問題なく使えると思う。ただし力が要るかもしれないので大きめの無ショックハンマーなどを用意したほうがいいと思った。
価格は、実は安くはない。私の場合、他のCyclus工具と一緒にまとめてWiggleで購入したが、日本のグランジのヘッドワンリムーバーなら2000円くらいで買える。性能は・・・たぶん似たようなものではないかと思うが・・・
"do the job"(普通に使える)以外の評価が難しいアイテムだが、まあこれも普通に使える工具でした。金槌で叩きまくっても壊れなかったので丈夫です(※危険なので金槌の使用はおすすめしません。GrassHoppererさんがレビューされているようなショックレスハンマーとの併用が良いと思います→
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=8210&forum=82 )
あと、これを使った作業は昼間の屋外のほうがいいと思います(うるさいので・・・工具のせいではないですが)。
価格評価→★★★☆☆ ちょっと高めかも
評 価→★★★★☆ 工具のせいではないと思うが、スマートな作業ができなかったので -1