[HYBRID] GIANT 2011 ESCAPE R 3.1
購入価格 ¥50000円(ショートパーツ除く) サイズ・430(XSサイズ)、カラー・グレー
まあとりあえずの1台として人気と思われるエスケR3.1。 グリップシフトがどうも気に入らないのでR3でなくR3.1をチョイス。 2010→2011の大きな変更点は ・価格が約2000円ダウン ・クランクがちょっと良くなった ・RX系のデビューに伴いR系最上位機種に ・オレンジカラーが消滅 の4点だと思われる。 GIANT=ラボバンクと思ってた自分にとってオレンジ消滅は痛いと思いつつグレーを選択。 本当は白が良かったが掃除が大変そうなのと、海外で人気すぎて日本に入ってくる本数が少なく、430サイズが入荷予定無しと聞いてあきらめた。 実際にはグレーも結構希少だったらしく入荷まで2週間、そこからショップの多忙含め更に1週間待つハメに…。
で、完成品を見たところの第一印象…地味すぎる! ブルーやグリーンはステムやシートポストがメッキされてるし、R3のパールブルーやブラックはツヤツヤなのに対し、R3.1グレーはツヤ消しだしステムとシートポストがブラック。 ホントに地味、分かる人が見ないとスポーツ系の自転車だと理解されないぐらいに地味。 RX2グレーみたいにラインを入れるなりツヤつけるなりしてくれれば良かったのに。
装備関係では2010と違い2011ではR3.1にもエルゴグリップ装備となった。 自分はハンドルの内側を握る事が多いので外側の膨らんだ部分はほとんど持たないためあまり意味が無いw ハンドル幅が広いとか色々言われるが、切ろうにもこれ以上内側に詰められないので(ハンドルの外径変化部まで1cmぐらいしか余裕がない)、慣れない人は交換するしか無いのは弱点っちゃ弱点。 バーエンドつけようとするとR3のツイスター用グリップに付け替えるか、グリップの内側を切り詰めないとアウト。 外側はロックオンだし厚みが凄いので切り詰めるのは無理です。 全サイズ540幅らしいが370と430サイズにはもうちょっと幅の狭いタイプを用意してくれてもいいのにと思ってしまう。 悪名高いサスペンションシートポストは買うときに話した乗り方(町乗り時々50kmぐらいのポタリングライド)のせいか相当堅いセッティングになっていた。 ショップの人がやってくれたかと思ったが、同時期に買った知り合いも同じく堅いと言っていたので初期設定が堅いのかもしれない。 160cm55kgと軽量コンパクトな上の人ではサスペンション効果0。
今までMTBを7年乗りっぱなしノーメンテで乗ってたので、純粋なインプレは出来ないが、とにかく軽い。 MTBと比較するのがアレだが軽い。 ホイールのリム重量(良く鉄下駄とか言われるSpinforce 4×6)によるジャイロ効果のせいで最初ダンシング時にバイクがテンポ良く倒れてくれないのが気になったが、慣れで狭い振り幅でグニグニ踏めるようになった。 バイクに人を併せるってこんな感じなんだなと。
タイヤはどーしてもリアを簡単にロックさせて冷や汗かきまくるがノーメンテで終了気味のMTB+幅広タイヤに慣れてるだけに仕方がない。 それとは別に気になったのがフロントブレーキ。 モジュレーター付きなので引きしろの調整がかなりめんどくさい。 引きしろをちょうど良い感じにするとちょっとしたフレでブレーキ引きずり状態になるし、それを修正するとストロークが長くなったり。 たぶんモジュレーター外すとフロントロックから前転とか転倒地獄に陥るんだろうけどもうちょっとマッチングはどうにか出来なかったのか。
始めてのトリガーシフター(今まではラピッドファイヤ)は意外に普通に乗れた。 指が短いのとストロークが長いの相乗効果でワインド側3速飛ばしは出来ないが、クロスバイクでそこまで急いでシフトする必要も無いと思うのでこれは不問。 ちょっとノッチがゆるめで気付いたら2段上がってた事もある、これはさすがにどうかと。 リリース側は親指で押すより上から人差し指で引っ張ろうとしても全然届くので、引いて使う事が多い。 バギン!って感じで音が大きいが慣れてくると快感。 こちらはワインド側と違いストロークがかなり短いのでスピードを乗せる時はテンポが良い。
前から安かったが今年から更に安くなったというのもあって「はじめてのくろすばいく」に推すのが更に鉄板になった感じのR3.1。 ロード乗りのあなたも下駄マシンとして1台どうだろうか。 価格評価→★★★★★(5万でこの性能なら問題点もあまり気にならなくなる) 評 価→★★★★☆(細かいとこが目につくので-1) <オプション> 年 式→2011 カタログ重量→ 11kg(430サイズ)
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