購入価格: ¥324(マイクロファイバータオル)、¥2,980(ブロワー)
『マイクロファイバータオルやブロワーで、シリコン素材に付いた埃をクリーニングする』
■ knog製品によく使われるシリコン素材は埃が付きやすい
knogのライトやサイコンなどに使われるシリコンのカバーやブラケットは、カラーコーティネートしやすいだけでなく、伸縮性があって様々なクランプ径に対応してとても便利だ。
だが、シリコン素材の弱点は、埃が付着しやすいことだ。1〜2度の走行でも砂埃が付着し、1ヶ月くらいで多量の砂埃やブレーキシューのカスなどが溜まってくる。
埃は水洗いできれいに落ちるのだが、ライトのシリコンカバーを外して洗うはちょっと面倒。こんなときには洗車道具を応用すれば、比較的簡単にシリコン素材がきれいになる。
【クリーニングしたシリコン素材のアクセサリー】※knog製品以外もクリーニングした

写真(左) : knog Beetles 2LEDライト
写真(中央): guee i-see
写真(右) : IPF LED X-TAIL
■ マイクロファイバータオルを用いたクリーニング
マイクロファイバータオルは、シリコン素材のクリーニングにも便利だ。方法はとても簡単で、絞って水気を切ったマイクロファイバータオルで拭き取るだけ。マイクロファイバータオルの鋭角や多角形の繊維断面が、こびりついた汚れをしっかり搔き出してくれる。
しかも、ブレーキシューのカスや油汚れのような黒いシミまで落としてくれる。ライトからシリコンのカバーを取り外して水洗いするよりもずっと簡単で、拭き取り方によっては水洗いよりもきれいになる。
ただし、乾拭きでは細かい繊維が少し付着するので注意。マイクロファイバーは繊維が付着しにくいと思ったが、シリコンのような粘着性のある素材には少々繊維が付いてしまうようだ。
【guee i-seeのブラケットのクリーニング】

2回の走行でこれだけ砂埃が付く。マイクロファイバータオルで水拭きすればこんなにきれいになる
【knog Beetles 2LEDライトのシリコンカバーのクリーニング】

knogのシリコンカバーもツルツルに。もちろん自転車に取り付けた状態でも行える
■ ブロワーを用いたクリーニング
私の家には今までブロワーがなかったが、ホームセンターで電動式のブロワーを手に入れたので砂埃を落としてみた。さすが最大風速76m/sのブロワーは強力で、一瞬で砂埃を吹き飛ばしてくれる。シリコンの粘着性によっては細かい砂埃が残るが、目を近づけて凝視しなければ全く分からないレベル。ブロワーを使えば、シリコン素材がかなりきれいになる。
【IPF LED X-TAILのシリコンカバーのクリーニング】

この砂埃も2回の走行で付いたもの。強力なブロワーがあればすぐにきれいになる。ブロワーの用意がちょっと面倒かも
■ シリコン素材がきれいになると気持ちがいい
knog製品によく使われるシリコン素材は埃が付きやすく、きれいに保つには頻繁なクリーニングが必要だ。自転車の美しさは、フレーム、パーツ、アクセサリーの美しさが積み重なってできたもの。だから、面倒でもシリコン素材のアクセサリーをきれいにしておきたいところだ。その際に、マイクロファイバータオルやブロワーなどの洗車道具はきっと役に立つはずだ。
価格評価→★★★★☆ (マイクロファイバータオルは安くておすすめ)
評 価→★★★★★ (洗車道具をそのまま利用)