購入価格 €193 @ Bike24
まさかのステムも全グレード制覇! (大馬鹿)
このステムはさすがに値段の違いを見せてくれます。
重量差はTEAM比で9gとしょっぱい涙の味がする数字ですが、実際に使ってみるとLTDの方が若干硬くなっているのが分かります。同一バイクでハンドルをそのままに、ステムだけTEAMからLTDに入れ替えるとハンドルの硬さの差がよりはっきりと出ます。断面積がより大きく、しかもボックスセクションになっているのが効いているのではないかと思います。ハンドルバーとの接触面積も、ラインナップ中最大。
ステアチューブへのクランプも工夫がしてあります。カーボンに直接ねじ切りしたりアルミの雌ネジが一体成型されているのではなく、シフター取付に使うのと同じ形状のアルミナットがボルトの対面に挿入してあります。ナットは接着されておらず簡単に交換できるので、万一ここをねじ切ってしまっても後から補修ができるはず。ハンドルとの接触面には滑り止めの特殊な塗装加工が施してありますが、数回脱着するとこれが消えてしまうのが残念。
このステム、写真で見るより実物は大振りなので細身のフレームだと完全に浮いてしまうと思います。派手なグラフィックではありませんが、バイクに合わせるのは意外と難しいデザインかもしれません。
価格評価→★★☆☆☆(高いですが、出来は良い)
評 価→★★★★☆(TEAMやPROでも性能不足ということはありませんが、やっぱりこれが一番良いステム)
年 式→2009
カタログ重量→ 114g @ 110mm (実測重量 116g @ 100mm、118g @ 110mm)