VELO SENSO MILES AIR

購入価格 ￥5,250

アリオネバーサスが坐骨痛で合わないためゲル入りサドルを求めて購入。
荷重が掛かる場所が穴あき構造になっており、その上に穴を空けたゲルと表皮が乗ってる凝った構造。
平べったい見た目とは裏腹に、ゲルの位置がピンポイントで配置されているため坐骨の痛みを気にするのであればあまり前後にポジションを動かせない。

しかしながら坐骨の痛みや尿道の痛みも100km以上走行しても今までのサドルでは最も軽微なものであったため、自分の中では当たりでした。
見た目は薄いので、ゲル入りが欲しいけれどもぼってりしたサドルは嫌だという方に是非オススメしたいと思います。

価格評価→★★★★★(←定価\7,140。安い。）
評　　　価→★★★★☆(←高くなっても良いので軽量バージョンが欲しい）
実測重量263g

購入価格 ￥3,000以下

通勤メインだし、遅い私が着用してもｶｺﾜﾙｲ(。。)と思うし、あのモッコシ感は自分的にありえない!
ってな理由でレーパンは断固拒否派。
汗の渇きを考慮し、通年ペラッペラのカーゴパンツを穿くのが基本形で、夏と冬での違いは長さだけ。
因みに(知りたくないだろうが)その下はノーパン率が高い。要するにパンツ側にパッド等は一切なし。
尻は丈夫だと思っていたが、AIRONEのGIOS純正サドルは無理だった。
1km以下でギヴアップ。アレは絶対拷問用具。
結果、サドル探しの旅に出る事となった。

旅のポイント…
1、細い　2、薄い(低い)　3、アノ辺に穴か凹かゲル　4、黒×赤　5、錆に強いレール　6、￥5000以下
ホントは「汗シミ猿尻」を回避可能な通気性が欲しく、スパイダー・ツインなんて単体のデザインは最高だが、
流石にAIRONEに似合わなそうだし高杉(中華なコピーは要らない)。
そんな時にたまたまこのサドルを見つけ、旅はアッという間もなく終わった。

【デザイン】
私にとっては充分に細いし、薄い。薄いと副次的にポストを長めに出せるというのもイイ感じ。
座面が細かい穴だらけなのは好みが分かれそうだが、私は嫌いじゃない。
洗練されたグラフィックとはお世辞にも言えないが、♂マーク以外はまぁ許容範囲。
サイドに軽く赤と思いきや、先人のレビューにある写真と違って裏全面赤。スゲェェェ～隠れ派手仕様!(ﾟoﾟ)
赤パーツ好きの私にはこれは嬉しい誤算だった。
多色展開だし、ジャイアンのオプションとしてグラフィック違い（裏面の色も違う？）もあるようなので、
穴穴々々〃〃…とジャイアンの銘が嫌いじゃなければ選択肢はかなり多い。

【機能】
先人のレビュー通りゲルパッドはスポット的ともいえる入り方だが、50km程度なら尻も会陰部も痛くなる事はない。
グニャグニャと軟らかいわけではなく、ゲルパッド入りに抱いていた先入観より硬く感じた。
ハニカム構造をスライスして縦置きした（解りにくい？）ゲルパッドは、硬さ、厚み、構造によるバランスが絶妙。
坐骨部分で全長約8㎝あるので、着座位置がよほど大きく前後しなければ無問題だろう。
ただし、VERO Sensoはモデルごとに男女用の区別があって、基本設計が違うらしく、コレは♂で男性用。
確かにこの形状じゃゲルパッドが入ってたところで女性には向かなそうだ。
ウィングなんとか構造によりベース部しなりも程よく効く？感じで、トータルのクッション性は良いのではないかと思う。
色々なシチュエーションで試した結果、流石に上ハンを持って上体を起し、尻に体重が集中するような姿勢が続くと
20km程度でどこかしら（主に坐骨）が痛くなったが、わざわざ20kmソレな人もそうはいないだろう。
多量の穴に通気性良好・猿尻軽減を期待したが、そう甘くはなかった。
せめて「汗はかくが多少涼しい」とかあればと思うが、プラシーボ効果さえ感じない。
相変わらず職場で「お漏らしじゃないよね？」とお姉様達に突っ込まれる状態が続いている。残念。
ただし、厳密に検証したら多少の冷却効果はみられるのかもしれない。
どっちかというと軽量化への貢献の方が、まだ大きそう（って程軽くはないが）。

総じて非常に良いサドルだと思う。コレがカタログ落ちしたら困るので、2～3個買い置きしておこうかと思ったほどだ。
が、鈍尻な私は、前に使っていた別のサドルでも同じことを思ったクセに、その後特に困る事はなかったので当てにはならない。
猿尻についてはスパイダー系やセンターホール系を試した事はないが、何を使っても完全解消はできなそうだし不満ではない。

価格評価→★★★★★（安価で入手できる事が多い模様。）
評　　　価→★★★★☆（素晴らしい！と思うが鈍尻なので満点にする自信はない。猿尻解消なら★×10。）

購入価格 ￥3000弱

1年弱使用しての追レビュー。
夏場の余りの暑さ故と思われるが、表皮の接着剤が緩んだ。
コレは「気がする」とか「体感的に」とかではなく、緩んだ接着剤がダマ状になり、
自慢のホール内側に付いていたので間違いない。
それはまるで、赤ちゃんの鼻の穴にベタ付くハナ●ソがくっついたかのように。
そのナニが尻に付いたりということもなく、夏の間は大した問題はなかった。
そして秋を過ぎ、冬を迎えるころに何気なく見ると、表皮とゲルパッドの穴がずれていた。
通気性は元々当てにならない程度だったが、残念な結果ではある。
まぁ、座り心地は特に変わらないので多分継続使用すると思うが、
夏場はFFCのステルスサドル辺りでも試してみようかと思っている。

価格評価→変化なし
評　　価→★★★☆☆（耐久性が残念で-1）
オプション→ディスコンとなり、急に流通量が劇減。予備を確保できなそうで困っている。