購入価格 ¥350円くらい
初心に帰って5-56のレビューでも書こうと思ったらなかったので書きます。
おそらくCBNレビュアーのほぼ全員が一度は手にした事があるだろうオイル。
自転車に限らず万能オイルのちょうド定番。強力な浸透能力が一番の自慢だろう。ケミカルオイルということで様々な角度から今回はレビューしてみようと思う。
1.チェーンオイルとしての5-56
一番メジャーな使い方ではないだろうか?一度は誰もが使ったことはあると思う。チェーンオイルとしては特別優秀というわけではないが、普通に使える。ただし、耐久性はちょっと乏しい。特に雨に降られるとすぐ落ちる。個人的には後述するサビ取り&汚れ取りの効果が素晴らしいのでまずこれでチェーンの汚れやサビを取ってから、しっかり拭いて好きなオイルをつけている。なお、当たり前だがチェーンにぬった後はきちんとふき取らないと黒いオイルが飛び散る。
2.ネジなどのトルクが掛かる部分のオイルとしての5-56
5-56はオイルである。なのでグリスの代わりにはならない。そのためネジを締める前に塗ってもあまり効果はない。チェーンの場合でも述べたように雨などで落ちてしまうしそもそもネジとネジ山間をオイルではグリスのように埋めれない。よってグリスの代用としては不適切。ただし強力な浸透能力があるので固着したネジを外す場合は良い。可能なら固着したネジとそのネジのついてる本体をビニール袋に入れ、中にたっぷり5-56を吹いて1日放置すると隅々まで浸透して大概のネジは外れる、それが出来ない場所は何度も吹くかラップで使用箇所を包んで、揮発を防止して使うと良い。
3.汚れ、サビ落としとしての5-56
汚れ、サビ落として5-56は非常に優秀である。前述の対象を袋の中に入れて5-56を吹いた後放置する方法では、金属表面の汚れやサビを非常に綺麗に落としてくれる。袋から出した後ウエスで吹くだけで良い。深いサビにはあらかじめ金属ブラシ等でサビを大まかに落としてからが良い。
4.接点復活剤としての5-56
これもまた優秀。なお5-56事態には通電性はないが接点なら、表面皮膜は接点で切れるので通電する。サイクルコンピューターの接点復活などに使うと良い。またライトのスイッチ接点復活にも使用できた。
まとめ
オイルとしては評判通りの万能オイル。超高性能ではないがそこそこ使える。
汚れ、サビ落としとして優秀。また接点復活剤、ねじ部などの固着の解消にも効果はある。ただしオイルなのでグリスの代用には決してならない。
価格評価→★★★★★(万能性を考えればこんなものか?安いと思う)
評 価→★★★★☆(自転車乗りとしてはチェーンオイルとしてもっと高性能なら良いが)