購入価格:¥10,000
※値札には、\30,000から\10,000に値下げとあった。
本来は、MTBとして作られたフレームだと思う。
2004年の秋頃に購入だったと思う。
2003年にGT CHUCKER2.0を購入後、休日に娘を乗せるのがニョーボばかりでは不公平だ、との言葉を受け、子供乗せ用自転車を組もうと思い立ち、購入。
ちょうど、Y's Road赤坂(当時は、Y's BIKE ACADEMYだった)にこのフレームがあったので、ちょうどいいと思い、会社帰りに買って帰った。
当初は、26インチホイールを付け、フラットバー仕様にし、近所の自転車好きの方の動の際に子供乗せを譲っていただき、装着。
その後、娘が自分の自転車で走れるようになったのを機会に子供乗せを外し、ドロップバーを付け、ホイールを700cに替え、そしてハンドルをブルホーンに替えた。
・トップチューブ(実測値):535mm
・トップチューブ(ホリゾンタル換算):550mm
・シートチューブ:420mm
・ヘッドチューブ:120mm
・リアセンター:430mm
・ホイールベース:1,065mm
・BB下がり:0mm
・オフセット:45mm
・キャスター角:69°
・ヘッドチューブ下端~フロントアクスル:480mm
・シートチューブアングル:68°
あらためてジオメトリを測ってみると、そのホイールベースのなんと長いことよ。
※ストローク長100mm相当のリジッドフォークを付けたのが、ホイールベースが長くなり、キャスター角が寝た要因だろう。
走ってみると、これが、非常に乗り易い。
あり合わせのパーツだし、投げ売りのフレームなのに、非常に軽快に走る。
スピードの乗りもよい。
所有する3台の自転車のうち利用頻度は最も低いのだが、乗る度に「どうしてこんなに乗り易いのか」と思うくらいに気持ち良く走る。
回転系がスムーズなだけでなく、フレームも適度に剛性があり、適度にしなっているようだ。
※横からの写真では判らないが、シートステーが、砂時計型の曲線を描いている。
もしかしたら、3台のうちで最も軽量かも知れない。
ホイールも、初めて組んだ700c。
行き付けの自転車店の店主にホイールを見てもらったら、スポークテンションが高くて驚かれた。
それも乗り心地のよさに寄与しているかも知れない。
安かったのに乗り易くて、変なパーツ構成にしても、滅茶苦茶なジオメトリにしても気持ちよく乗れてしまう。
●よい点
・安い
・乗り心地がよい(この価格でシートステーの砂時計型加工はお得)
・シートステーブリッジにある穴を利用すると、700cホイールにロングアーチのキャリパーブレーキを使える
※本来は、Vブレーキとディスクブレーキ用
●悪い点
・クリア塗装が禿げてきて汚い
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆