購入価格: $45 (アメリカで買いました)
スペシャライズドのインソールです。拇指球に角度をつけることが出来るウェッジシム(スペーサー)が数枚付属しています。種類は3種類あって、土踏まずの深浅によって決定されます(赤…土踏まずが低い人、青…土踏まずが普通の人、緑…土踏まずが高い人)。土踏まずの計測はこのインソールを販売しているお店なら計測マットがありますので、購入時に実際に測ってもらうのが良いと思います。自分は計測の上、標準の青を購入しました。
サイズは39-40用を買いました。手持ちのシューズサイズは、SIDIだと40~40.5、スペシャライズドシューズだと40を履いています。サイズ選びの参考までに。一番良いのは、手持ちのシューズに付属しているインソールをあてがって比べて見るのが良いと思います。
履き心地ですが、SIDIなどに最初から付属しているインソールと比べると、足のホールド感が断然向上します。特にカカト部分の固定感がだいぶ向上します。土踏まずのサポートは、SIDIのシューズとは相性がわるいのか、店で計測した割りに「高すぎる」感覚があります。ただこれは走り始めだけのことで、1時間もすればそのような感覚はなくなります。
このインソールの最大の売りは、足の踏み面角度を調節できるウェッジシムでしょう。世の中沢山良いインソールがありますし、コレがなければ、わざわざスペシャライズドからインソールを買う意味はないです。足の踏み面に角度をつけることで、膝痛などの防止になる、という触れ込みですが、少なくとも自分の場合には膝痛が軽減されました。自分は親指側を1.5mm持ち上げるウェッジシムを、左右1枚ずつ入れています。この角度調整は個人差がありますが、大抵の人は親指側を持ち上げるウェッジシムを一枚入れることで膝痛が軽減できるようです。余談ですが、スペシャライズドシューズは最初から踏み面に角度がつけてあります(親指側が持ち上がっています)。なので、スペシャライズドシューズにウェッジシムを入れると、角度がつきすぎて逆効果になるかも知れません。あくまで、SIDIやその他のシューズのように、底面が地面と平行に出来ているシューズ用と考えるのが良いと思います。
ちょっと注意したほうがいいのですが、ウェッジシムを1枚でも入れると、シューズのサイズによって、フィット感がだいぶ窮屈になります。自分の場合、SIDIは40が標準ですが、ウェッジシムをいれた場合窮屈になりすぎるため、ひとつサイズの大きい40.5のシューズで使用しています。このインソール自体がそこそこ厚みがあるので、ウェッジシム(最大厚1.5mm)を入れるとだいぶ踏み面の厚みが増します。SIDIなど薄目のインソールが最初から付属しているシューズをお持ちの方は、サイズが合わなくなる可能性もありますのでこの点は注意です。
なお、購入店(USA スペシャライズドストアです)では、1年くらい使えばインソールは「ヘタる」とのことですので、定期的な買い替えを進められました。まぁ、安いものではないので1年で買い換えるかどうかは微妙です…。
価格評価→★★★★☆(USA価格は納得、国内価格6,300円は暴利)
評 価→★★★★☆(使い方によりますが自分には良いようです)
<オプション>
年代→2010年
*ウェッジシムを入れることでシューズのサイズを変更する必要があるかもです。ご注意ください!あと、スペシャライズドのシューズは最初から親指側が高くなるように角度が付いているので、現状で問題なければこのインソールは不要です!