SONY NV-U35
購入価格 ¥3万円ぐらい(通販)
サイコンはCC-RD300、GPSロガーはM-241Cを使用しているので普段はOFF 実際、持って出かけても1度も電源を入れずに帰ってくることも結構ある。
電源を入れない理由は駆動時間が短い為。 約4時間(通常モード)/約6時間(スタミナモード)/約11時間(スーパースタミナモード)しか持たない。 使いたくなったときに電源が無い、という事が無いように基本OFFでの運用。 ちょっとONにしてると1つメモリが減る気がする…あまりよろしくない。
電源モードは2種類 シャットダウン(待機時の電力使用はほぼゼロ)と、スタンバイモード(だったと思う)、こちらは若干だが待機電力を消費する、長時間使用しない場合はシャットダウン。
シャットダウンから起動するまではちょっと時間がかかる、スタンバイなら復帰は比較的速い。 いずれもGPSからの信号を取得するまでの時間は必要だが、出かけたときに1回取得すれば、スタンバイ復帰時の取得はそれほど時間はかからない気がする(体感)
使い方は出発時はシャットダウン状態、目的地が近くなったら電源をONにして位置情報取得、場合によってはそこから音声案内という感じが多い。
但し、シャットダウン状態では充電できないという謎の仕様…
自転車で遠くまで出かける場合は紙の地図を印刷して持っていく事にしている。 ナビに地図が入っているが3.5インチの画面はドットが粗く見づらい、タッチパネルの反応もあまりよくない。 大まかな位置関係を紙の地図で把握、街中などでガイドが必要な場合はU35、というように使い分けている。
こういう使い方であれば、ナビの電源を常時入れておく必要がないので駆動時間の問題も大きくはない。 (泊まりの場合は充電器持参、PSP充電用のUSBケーブルが使用できる)
この機種の最大の良さは音声ナビゲーション機能だと思う。 自分が知らない場所に行ったとき、行きたい場所を検索して音声案内をONにすれば目的地まで案内してくれる。 (ナビゲーションなので当たり前、と言えばそうなんだが…)
この、「目的地まで音声案内」という機能が使ってみるとものすごく便利。 何を今更、と言われそうだが自転車の場合は車と違って液晶画面を見て位置を確認しながら走る、というのは非常に面倒だし危ない、自分の知らない道だと更に危険。
こいつは「3キロ先を左折」→「1キロ先左折」→「750m先左折」→「300m先左折」→「100m先左折」→「この先を左折」というように細かく案内してくれる(たまに騙されるけど…) 此処で言う騙される、というのは「右折して左折」のような案内の際に、左折する道が細い道やそのちょっと先に左折する道があったりすると「ここを曲がるのが正しいのか?」となり、行き過ぎることが良くあるのだ。 車と違って、GPS信号だけで現在位置を判断するため仕方が無いと思うが、クセを飲み込むまで難しい。
音声がうるさいが、自分の全く知らない場所を案内してくれるという安心感は大きい。 先日も荒川CRから外れて上福岡駅までと、上福岡~川越間で音声案内を使用したが問題なく到着できた。
モンベルフロントバックのポケットに突っ込んで出かけるが、音声ボリュームは最大じゃないと聞き取れない。 使い勝手だけならトップチューブバックのほうがいいんだけど、付けると変だし… あのバック、足に当たって邪魔だったんだよね、発想はいいんだけど… 取り付けキットを買ってハンドルに付ければいろいろ捗るんだが、見た目が美しくないので却下、外れて落としな気がするし。
案内で苦手なのは左折してすぐ右折、みたいなところ。 この辺はある程度使って案内のクセを分かっておく必要がある、ポンと買って明日から使えるという感じではない。
道を間違えたときのリルートもうるさい。 道を間違える→戻る→1回目のリルート中→復帰→2回目のリルートという感じ、ちょっとズレる。 リルートするかどうかはタッチパネル操作が必要なのだが、そういう時にタッチパネルで操作する余裕ってない。 最近はクセも飲み込めつつあるので、概ね方向があっていればリルートするだろう、ぐらいの感じで走ってるけど。
また、ペタマップを使用することで自分好みの地図を作成することができるのもポイント いいな、と思った場所を登録しておくだけ(といってもちょっと面倒だけど)、あとは作成した地図をメモリースティックにダウンロードすれば…(一連の手間が面倒ですけど)
批判的な事ばかり書いてますが、自分が今どこにいるかわかる事ができる、という安心感は方向音痴にはありがたい。 自転車に乗ってで知らない場所に行くのが好き、だけど方向音痴という方には向いてるのではないかと(あまりいないですよね)
価格評価→★★★☆☆(バッテリーが持たない…) 評 価→★★★☆☆(可もなく不可もなく) <オプション> 年 式→2010
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