購入価格 $12 @ 1本 (+送料$10) @ eBay
Clementの生産設備を引き継いで再興したとかいうChallenge。でもチューブはタイで作っている模様。Vittoriaもたしかタイで作っているので、同じ工場で作っているんでしょうか??タイアは最近国内のショップでも見かけるようになりましたが、チューブは未入荷のようなので、人柱に志願…いや、そんな殊勝なつもりでは別になくてOpen Pave Evo CGを使おうと思ったけどいつものMichelin A1 Comp Latexは23mmまでしか対応していないし、手元のものはもういい加減古くて交換時でもあるから、ものは試しに他のラテックスチューブを試してみたくなっただけです。
とはいうものの、ちょっとリサーチするとすぐに判明するのですが、現在入手可能なラテックスチューブはどれも23mmまでしか対応していません。元々がレース用途を意識したものですから、仕方のないことかもしれませんが…VredesteinもVittoriaもMichelinも太いものは作っていません。試しに24mmのOpen Pave Evo CGにMichelinの23mmを入れてみたところ装着には問題ないものの、やっぱりパンパンでチューブに必要以上の負担をかけているのではないかという心配がぬぐえませんでした。新品チューブならばまだしも、使い回しでびろんびろんになっているものは特に油断がなりません。せっかくのOpen Paveにブチルを入れるのは台無しな気がするし…さらなるリサーチの結果、新興のChallengeは700C用に〜23mmまでと〜25mmまでの2種をつくっているというじゃありませんか。
25mmを選ぶと自動的に60mmロングバルブになってしまうというのはちょっと気に入りませんが、Michelinとは異なってシームレス(継ぎ目無し)で軽量に仕上がっているというのが魅力です。
届いたチューブを実際に手にしてみると、Michelinよりも軽く薄手になっているのが分かります。マテリアルは真っ赤っかなのを見れば分かるように、顔料の入った合成ラテックス。この値段じゃ天然ラテックスを期待するのは無理でしょうか。気になる重量は、
おおよそ60〜65gの模様。タルクがはたいてあるのは私がやったのではなく、もともと塗られていたものです。最近のチューブにしては珍しく親切。写真のものは62gですがもう一本は60gでした。Michelinのラテックス23mmだと1本90gはありますから、かなり軽い。Maxxis FlyweightやVittoria Evo55程ではありませんが、R-Airとならいい勝負。タイアに装着するため軽くエアを入れてみると、まあMichelin同様若干の歪さはありますが、厚さはほぼ均一でかなり薄くなっているのが分かりました。装着のしやすさは、Michelinよりも簡単だと感じました。というのは新品時のMichelinはほぼ例外なく径が小さくてうっかりするとビードとリムで挟み込んでパンクを喫することがあるのですが、このチューブは長すぎることも短すぎることもなくあっさりとリムに乗っかってくれたので、楽だと感じました。もちろん個体差があるかもしれないので、サンプル数2では断言はできないですね。
走行性能は、劇的に良くなったわけではありませんがどうやらMichelinよりもいいような気がします。特に走行感が軽く感じます。Open Paveに7barで使用中ですが、チューブラー版並とまではいかないまでも上手く変形して路面の不整を馴らしてくれますし、Michelinを低圧にした時に感じるようなドロドロした走行感は薄まっています。耐パンク性能や経年劣化などこれか注意深く見ていこうとおもいますが第一印象は良好なので、しばらく使って耐パンク性能が高いようならMichelin止めてこっちへスイッチしようかと思います。
価格評価→★★★☆☆(送料を考えてまとめ買い推奨。為替レート次第だが国内でMichelin買うのと大差なし)
評 価→★★★★☆(耐久性・耐パンク性未検証、第一印象のみ)
カタログ重量 --g (実測重量60g・62g)