購入価格 ¥2980
カーボンバイクに乗り換えて、今まで気づかなかったペダリングのムラに敏感になりました。おそらく今のフレームはBB周りの剛性が高く、反応性も高いのでしょう。
気持ちよく、トルクに切れ間無くペダリングできる様なセッティングを模索する中で気づいたのが、どうも僕は左右の脚の長さが違うのではないか?ということ。
セオリー通りにクランクをシートチューブの延長にしたときカカトがギリギリつく場所にサドル高さをセットすると、右足はきちんと踏み込めるのですが、左足は4時くらいでトルクが抜けてしまいます(つまり、左足の報が右足より短い)。そこで、サドルを少し下げてみると概ね2〜3mm下げたあたりで左足も満遍なくトルクがかけられる様になる。素人採寸ながら、多分、左足が2〜3mm短いのだと思います。
【何故この製品にしたか】
一番はじめは、安直に何かワッシャーを靴底とクリートの間に噛ませればいいと思ったのですが、ショップで勧めて頂いたのがこの製品。確かに点で支えるよりは面で支えた方が良いと思い購入しました。すでに上の方が触れていますが8枚は言ってます。
【インストール】
本当は整体等に行き,骨盤の歪みを矯正するなどしてから試用するのが望ましいのですが、今回は控えめな枚数だけ入れてみてどの程度効果があるのか見てみる事にしました。私はLOOKのクリートなので、写真の様な三角形のプラ板が8枚同梱されていました。
こいつにLOOKのクリートを重ねてマーキング、ハサミで余分な場所をカットして完成。ちょー簡単。
各プラ板は0.3mm〜1.2mmくらいの範囲のテーパーになっていて、互い違いに積層すれば1.5mm程度のかさ上げ、斜め同士で積層すれば2枚で約1度(一番厚いところで2.4mm程度、薄いところで0.6mmm程度)の勾配を付けられる様になっています。
私はO脚で、いつも普段はいている靴のかかと外側が摩耗する為、左足外反母趾の左側を2.4mm程度、つまり脚を内側に1度倒す様にスペーサをセットしました。
【効 果】
膝の故障なども起こりえるので、インストールに際してはショップでカントや脚長を測ってもらったほうが無難ですし、前述の通り整体等でまず骨格をきちんと矯正してもらってから使うのが大事なのは言うまでもありませんが、体感よりも控えめにこのスペーサを入れただけでも、ペダリングのトルク感が大きく改善しました。
結果、右脚(利き足)基準でサドル高さをセットしても、左足も十分踏み込めます。
本当はよく無いのかもしれませんが、私としては結果に満足。ただ、右足のカントの修正を行う場合は、利き足故に踏み込む力も強いでしょうし、右足の矯正分の厚みを左足にも追加する必要がありますから、DIYはしないと思います。あくまで、ペダリング効率をすこしだけ改善するといのが目的。
効果には十分満足しています。長期使用でどう印象がかわるのか、不具合は出ないかについてはまた引き続きレポートできればと思います。
価格評価→★★★★☆(私のクリート交換サイクルだと1年保つので妥当かと)
評 価→★★★★☆(効果は体感できました)
年 式→2012