購入価格 £273.33
【購入】
購入はwiggleより。最初、2011年のお正月セールでオーダーしたものの、ディスカウントバウチャーのバグというトラブルに巻き込まれてキャンセルされてしまった。1月7日からお正月セールが再開されたのでもう一度オーダー。ロードパフォーマンスパッケージの表示価格は定価の12% off、さらにVAT料率変更とかで少し安くなっいて293.33ポンド、ここからお正月セールの20ポンド引きが適用されたので273.33ポンド。ポンド建てで注文を確定した。まだ出たばかりの新製品なので、この値段で買えたことには満足している。
対象商品は在庫切れだったがすぐに補充されたようで、10日には「発送準備が整いました。」とのメールを受け取る。わずか1日で通関し、14日の午後2時ごろに我が家に配達された。配送の速さにも満足。
クレジット会社からの請求は35,913円(為替変換レート131.39円)、消費税1,000円、通関手数料200円。しめて37,713円。ナビとして使えるようにするためにUUD製作所の等高線入りマップ(ダウンロード版)17,850円と2GBのmicroSDカード542円を追加購入。合計56,105円である。比較検討候補はユピテルのASG-CM21だったが、あちらはMacに正式対応していない、かつバイク用マウントが不恰好でしかも1台分しか付属していないということで候補落ち。日本語標記の地図は見やすそうで魅力だったのだが…
【バイクへのインストール】
クイックスタートマニュアルを見ながら、本体をバイクに取り付け。マウントは小さなプラスチック部品とその下に敷くラバーパッド、2個のゴムリングから成り軽量である。高さも殆ど無く、とてもスマートな方法だ。ちなみに、パッケージには2台分のマウントと予備のゴムリングがたくさん入っている。
スピード・ケイデンスセンサーGSC10は、キャットアイのCC-RD400DW付属のものによく似た一体型。タイラップでしっかりと固定され、キャットアイ製のようにすぐずれることはない。実は通勤用のSirrusにはセンサーを取り付けないで、CC-RD400DWと併用するつもりだったのだが、ステムとハンドルバーにそれぞれを同時に取り付けるとCC-RD400DWのほうがまったく反応しなくなってしまう。Edge 800から漏れ出す微小電波がRD400DWとセンサーの通信を妨害するのだろう、キャットアイの負け(笑)。しかたなくGSC10もSirrusに取り付けた。
【設定・地図のインストール】
パッケージに入っているマニュアルはクイックスタートマニュアルだけ。オーナーズマニュアルはEdge 800 本体にPDFファイルとして収納されているのでPCと接続して取り出す必要がある。またはGarminのweb siteからもダウンロードが可能。
英語版のマニュアルは簡易な文章で難しい単語も極力使わないように配慮されていて、辞書なしでもだいたい理解できる。ただし機能が豊富ゆえ設定箇所が多く、メニューの何処に何があるのかを覚えるのは大変だ。先人達のブログをだいぶ参考にさせていただいた。
地図のインストールの前に、GarminのサイトからBase Camp、Training Center, Map Install, Map Managerなどの無料純正ソフトをダウンロードしてPCにインストールしておく必要がある。地図をEdge 800にインストールにはMap Installというソフトを使うが、Macの場合このソフトがEdge 800に入れたmicroSDカードを認識しないことがある。そのときは適当なメモリーカードリーダーにmircroSDを刺し、そこに地図をインストールしてからEdge 800に差し替えればよい。
【ファースト・インプレッション】
サイコンとして:今まで使っていたのがCC-RD400DWだからそれと比較したらそれはもうw w
いや、比較してはRD400DWがかわいそうだ。表示の組み合わせはいかようにもカスタマイズ可能であり、しかも3画面をスクロールして使える。トレーニングの為の機能が大変充実しており、使いこなせばかなりのことができそうだ。
ハートレートモニターは今回はじめて使うのだが、ベルトは柔らかくて装着しても不快感はない。また走行中にずれることもない。導電性クリームを使わなくてもすぐに心拍を拾う。
ナビとして:小さな液晶画面にローマ字表記の地図である。走行中に見ても理解できるものではなくまた危険なので、かならず停止してから見るべきだ。マップの表示方法はNorth Up、Track Up、Automotive Modeの3種類があるが、おすすめは常に北が上のNorth Upモード。進行方向を上にするTrack Upモードは一見解りやすそうだが、Edge 800は電子コンパスを内蔵しておらず、停止するとそれまでの進行方向を見失ってあさっての方角が上にくる。だからTrack Upモードがまるで意味をなさない。ちなみにAutomotive Modeは自動車用ナビによくある鳥瞰モードであるが、これも同じ理由で使えない。
まだ本格的にナビ機能を使用していないので、Edge 800をポータブルナビとして信用していいのかどうかは現時点では不明。一方で、ルートラボ(
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/) で作ったルートプランをEdgeにインストールして、マップ上にコースとして表示できるのは非常に便利。マップ機能はこれだけでも充分に実用的だと思う。特に河川敷サイクリングロードなどはそもそもナビゲーションの対象外なので、ルートラボが活躍する機会は非常に多いとおもう。
【詳細レビュー】
まだ3往復の通勤に使っただけなので、詳細なレビューは次回ということで乞うご期待(笑) 荒川CRと深大寺ぐらいには行ってきてから書きます。
価格評価→★★★★☆(地図まで含めるとやや高いか)
評 価→★★★☆☆(仮評価)
年 式→2010