購入価格: ¥600くらい ※65枚入り
標準価格: 不明
『走行後は暖かいが、呼気が冷えてマスクが濡れ、呼吸しにくいだけでなく唇が荒れる』
■ 口元の防寒に初めて使ったのが「使い捨てマスク」
クロスバイクを手に入れて初めての冬に、口元の防寒のために使い捨てマスクを使用した。使いすてマスクが暖かいのは、走行後の短い時間だけ。すぐに呼気でマスクが濡れて呼吸しにくくなり、長距離・長時間の走行ではマスクが水分で冷たくて不快だ。また、呼気でサングラスが曇るのも気になる。
使いすてマスクの最大の欠点は、濡れたマスクで唇が荒れることだ。こうなると後日の走行はもちろん、日常生活においても苦痛になる。唇にマスクが触れないように色々と工夫してみたが、蒸れて唇が濡れてしまうのでダメだった。
冬のサイクルウェアには、①保温性、②防風性、③透湿性、④速乾性などが求められるが、口元を覆うマスクにも同様の性能が必要だ。使い捨てマスクには、③透湿性と④速乾性が全く備わっておらず、残念ながらスポーツには向いていない。
以前、MCN SPORTS ヘッドマスク・フェイスマスクというものをレビューしたが、使用感はこれに近い。走行直後は暖かいが、呼気で濡れて冷たくなり、呼吸しにくく、さらに唇が荒れる。
MCN SPORTS ヘッドマスク・フェイスマスクのレビュー:
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=10346&forum=66身の回りにあるものを自転車生活に使うのはとても大事なことだが、走行中に不快なだけでなく唇が荒れるので、真冬に使い捨てマスクの着用はおすすめできない。結局、私は使い捨てマスク、上記の質の悪いフェイスマスクを経て、透湿性と速乾性の高いフェイスマスクを手に入れた。それでも、使い捨てマスクの着用は良い経験だった。というのは、今のファイスマスクのありがたみが良く分かったからだ。
写真: どの家にも必ずある使い捨てマスク。唇が荒れなければ、なんとか使えたんだろうけど...
価格評価→★★★★☆ (安いが使うなら日常生活だけにすべき)
評 価→★☆☆☆☆ (透湿性と速乾性が悪く、残念ながら自転車用のフェイスマスクの代用品にならない)
<オプション>
年 式→不明
重 量→1g