購入価格 LEDのみ¥1350(エルパラ)
striker氏のチートライトHL-EL520-Aに感動し、自分もLED交換をしてみました。
以前自分もレビューしたNRX25は配光の良さが魅力だが、光源がLUXEON K2ではもはや時代遅れ。
世代交代の波に飲まれた感のあるNRX25に最新LEDをインストールし、今一度表舞台へ立ってもらうことに。
交換するLED素子は、現時点で最新のCREE XP-G R5。
基板付きを買うと交換が楽です。
まずはヘッド部の分解だが、これが滅茶苦茶固い。
キズもの覚悟で万力とプライヤーを使い、やっと外れました。
中身はこんな感じ。
制御基板から伸びるプラスマイナスのコード2本を、新しいLED基板に付け換えるだけ。
これでとりあえず点きます。
LEDがセンターに来るよう微調整して組み立て。
早速エネループを入れて測定してみると
LEDの端子間電圧 約3.1V
駆動電流 約610mA
で、XP-Gの定格ど真ん中。
CREE社のデータシートでグラフから推測すると、350mAで139lm、610mAでは220~230lm程度出るらしい。
これはあくまで理論値なので、実際に照射して確認。
近所の河原で、10m先の三角板に向けて照射。(露出1秒、フォーカス2.8)
比較対象として手持ちのライトの写真も並べてみます。
SG-305
DOSUM M1
OLIGHT T25
NRX25-R5
T25と同等の中心照度を持ちながら、より広範囲を照らしているのが分かるかと。
NRXの広角配光は、光源のパワーがあってこそ効果を発揮するようです。
この明るさならば、データシートの220~230lmという数値も納得。
ランタイムは計っていないが、制御基板をいじってないのでノーマルとさほど変わらないと思う。
なにはともあれ、ポン付けでこの明るさが手に入るのなら大満足。
NRXを持っている人皆におススメしたい。
蘇ったNRX25-R5には今後も第一線で活躍していただきます。
価格評価→★★★★★(既にNRXを持っていれば)
評 価→★★★★☆(まだ照度アップの余地があるので)
蛇足
ちなみに、XP-Gって1500mAまで電流流せるんですよね。
フルドライブすると素敵なことになりそう(笑)