[手組み] EDGE ロード25+Sapim CX-RAY+デュラハブ

購入価格 ￥23万
Mt.富士ヒルクライムでシルバーに1分及ばずの悔しさからカーボンホイールを検討していた所、
来シーズンからリム重量が50g増えるらしいので最後のチャンスとばかりに購入。

組み方は前後とも24Hで前ラジアル、後ろイタリアン。
重量よりメンテ製と剛性重視したため1Kgオーバーしてしまいました。
タイヤはコルサEVO2 CXです。
比較対照は普段使いのシャマル2Way。

剛性はシャマルに負ける。当たり前ですが．．．
ただ体重56Kgの俺には十分ある。横剛性も高く、ダンシングでよじれを感じることは無い。

肝心の登りですがやっぱり速い。2.1km、標高差165mある山をシャマルなら8分30秒。EDGEなら7分50秒。モチベーションの差や体調を換算してもこれだけ差があると大したものだと思う。

平地巡航性も高い。
シャマルより1,2km/h速く走れた。チューブラーの転がり抵抗の低さか？
乗り心地も良いのでロングライドも疲労は少なさそう。使う事はありませんが．．．

乗り心地は軽いからキビキビしてるかと思ったが、意外ともっさり。
シャマルに比べて剛性が低い影響か？加速感もあまり感じない。が、サイコン見ると加速も良いみたい。
ハンドリングはクイック過ぎずコントローラブル。

総合すると、体感速度と加速感はあまり感じないが、メータ見ると確実にスピードアップしている。走りを楽しむのではなくタイムを出す為のホイールに仕上がった。

価格評価→★★★☆☆ Zipp202に比べれば安い、けどヤッパ高い。
評　　　価→★★★★★ ヒルクラでタイム出したい人には最適な選択では？
年　　　式→2010年
実測重量　1050g

購入価格 ￥240000
ホイールビルダーにて発注。
仕様は
ハブ:DT240
F:20Hラジアル
R:24H両サイド2クロスで後輪は結線してあります。
タイヤはコンチネンタルcompetitionかヒルクラ用にクロノエボCS2です。

自分の場合はホイールビルダー.comで組んでもらい初期状態で乗ってみたところ普通に走ってる分には特に問題ありませんでしたがアタックやスプリントを掛けた時にどうしても捩れるような感触が強く強度と剛性を危うい位置でバランスさせてるリムだと感じました。
ホイールを作ってもらう際にスポークテンションはできるだけ高く張ってもうらうようにお願いしたのですが全然張れていませんでしたので自分でテンションUPをしました。
すると若干ですが普通のホイールっぽい感触になりましたが物足りなかったので後輪のみ結線をしたところ剛性に関しては不満のないレベルまで持っていくことが出来ましたがパリパリしたレーシーな踏み心地ではありません。
ここまでやっても軽量リムの踏んだ瞬間にドンッとスピードが乗る加速感はイマイチ味わえません。
スポークテンションは150kgfまで耐えられ地面に思いきり叩きつけても割れないとのふれ込みで強度は非常に強いのでしょうがリムの剛体と言うか真円度が低いようで乗っていて形あるものに乗っている感じがしません。
良い意味でも悪い意味でもしなやかなのだと思います。
実際に知人が使っているハイペロンや7850C24等のローハイトカーボンリムを横方向に折り曲げるように力を加えてもハイペロン等は微動だにしないのにこのリムは簡単に捩れてしまいます。
なので限界まで高いテンションでスポークを張ったとしてもカッチリした踏み味は手に入らないと思われます。

山岳レース等で効果を発揮してもらうために購入してみたのですがレースでは使い物になりません。
ヒルクライムではもちろん良い武器になるでしょうが路面の良いCSC等で何とか使えると思いますが普通のロードレースでは荒っぽい使い方もするのでオススメできません。
剛性や耐久性の面から考えてもローハイトカーボンリムでは7850C24辺りがバランスを保っていると思います。


価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★☆☆（ヒルクラだけなら★4）
軽量マニアなら★6
＜オプション＞
年　　　式→
カタログ重量→　g(実測重量960g)